感想をもらえると正直嬉しいです。しかし僕は「感想をもらうために書いてるわけじゃない」って事を強く意識するようにしています。同様に、読者は増えてほしいけど「読者を増やすために書いてるわけじゃない」とも意識しています。これが逆転してしまうといい文章が(そんな大それたものでもないですが)書けなくなるんじゃないかと思っているからです。
ある程度の期間WEB日記を続けていると読者の反応がいいネタの傾向がわかってきます。
上のリストは今適当に考えたものですが、読者層の偏りのせいで例えばこういうものの反応がいいとしましょう。たまに共感しましたというメールをもらえたりして、管理人としてはかなり嬉しい思いをします。その後しばらく自分が大好きな80年代スプラッタームービーの話を連続して書くとします。途端に読者の反応がなくなります。メールは来ない。掲示板の書き込みは止まる。カウンタの回転は落ちる。なんとなく先行きに不安を感じたり、物足りなさを感じ始めるかもしれません。まだまだスプラッタームービーについて熱く語りたいんだけど、読者の反応欲しさに上のリストのネタを探し始める。最悪、ネタがないときにはでっちあげてでも反応のいいネタを書いてみる。
でっちあげは僕は全然構わないと思いますが、そのネタは本当に自分自身書きたいネタなのか。読んでほしい事なのか。そこまでして読者の反応が欲しいのか。共感が欲しいのか。そういう事を自問自答すべきだと思っています。
大好きなサイトの文章を読んでいて「ん?今日の日記はやけに読者におもねるような雰囲気だな。」と感じるときがあります。少しがっかりしたりして。確かに自分の理解出来ない専門的な世界の話などを書かれていると、「ほほう」というくらいの感想しか持てません。自分に置き換えやすい身近な話題の方がとっつきやすいです。しかし専門的で退屈そうな話でも、書き手の情熱とかが伝わる文章には心動かされる事が多いのも事実です。わけわからないんだけど面白い、というような。感想を述べられるほどその世界の事を知らないけれどあなたの熱意が伝わってきて楽しかった、というような。
僕は一読者としてテキストサイト管理人にそれを望むと同時に、自分自身もそうありたいと思っているのです。
テキストサイトを開設してまず最初に陥りがちな欲求不満に「メールが全然来ない」「掲示板に誰も書き込んでくれない」というものがあります。欲求不満になるくらいならかわいいものですが、それをそのままテキストに書いてしまうのはどうなんでしょう?本人は笑いを取るための自虐ネタのつもりなのかもしれませんが全く笑えないです。むしろこういうの見るとつい大人気なくイライラしてしまいます。便所スリッパで頭はたきなくなります。違うだろ!と。読者の反応を欲しがってばかりいないで、書きたいことを片っ端から書いていけよ!と。それでも反応なかったらそれでいいじゃないか!と。
僕のサイトの例になりますが、読者が100人いてメールを送ってくれるのは1日1人いるかいないかという感じです。それも所謂「反応がいいネタ」を書いた時だけです。サイト開設直後で10数人しか読者がいないのにメールが来るわけないじゃないですか。何を勘違いしてるんだと。頭冷やせと。
読者の反応が欲しくて欲しくてたまらないんだったらテキストサイトなどやらずに他人のサイトの掲示板にこまめに書き込みをしに行くといいですよ。親切な管理人さんだったら必ずレスを返してくれます。そこの掲示板で日記を書くといいです。他人の掲示板で出張日記。必ずレスが付きます。そして管理人さんを含め掲示板の住人に間違いなく嫌われます。嫌われたくはないけど反応だけは欲しい?
嫌われる事は別に厭わなくてもいいと思います。嫌われてもいいから自分のサイトで自分の書きたいことを書く。それで非難轟々の反応を貰えばいいじゃないですか。あるいは「黙殺」という反応を貰えばいいじゃないですか。僕はそうすべきだと思います。
2002/02/23