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2000年12月28日

ドラえもんの誕生まであと100年

さあ20世紀もあと残すところ3日となった。と言っても別に何の感慨もないのだが、ひとつ思うところがあるとすれば、それは「ノストラダムスめ……」である。

僕が「ノストラダムスの大予言」(正確に言えば五島勉という人が書いた、ノストラダムスの予言の解釈本)に触れたのは、確か小学校4年生くらいだったと思う。五島勉の解釈によれば世界は1999年に滅亡するとのことで、いたいけな僕は大変なショックを受けた。五島の解釈なのか、それともノストラダムス本人がはっきりとそう予言したのかは当時の僕では判断のしようもない。当然「今までほとんど全ての予言が的中している大予言者が言っているのだから、これは絶対にそうなるのだろう」と思った。

即座に自分にはあとどれくらいの時間が残されているのかを計算した。それによれば僕は29歳でその生涯を終えることになる。「今10歳だから、あと19年しか生きられないのか……」と暗い心持ちになったのは言うまでもない。小学校の卒業式で、校長先生から「21世紀を担うのは君たちです。頑張ってください」という有難いお言葉をいただいたときも、「けっ、どうせ21世紀なんてやってこないんだよ。そのまえに俺達は死ぬんだよ」と世を拗ねていたりもした。

それからオカルトに傾倒し、いろんな本を読んだ。世界の超常現象を網羅したまゆつばなものや、ニューサイエンス、宗教本、果てはコリン・ウィルソンの犯罪百科に至るまで、ありとあらゆるダークな文献を漁ったのだった。その集大成が今の自分だと考えると、随分変な道を歩いてきちゃったな……というのが実感である。

しかしそれにつけても21世紀を担うのは本当に僕や僕の同年代の人たちなんだろうか? 僕らは単なる20世紀をひきずっているロートルでしかないと思うのだが……。DoCoMoのCMで「子供の頃見ていた未来がやってきた」というようなコピーを最近耳にするが、想像できてしまうような未来は未来とは思えない。きっと数十年後には今の僕らが全く想像しえなかった、異世界が広がっているとおもうのだがどうだろう?



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