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2001年07月31日

ジェリーフィッシュ

カツオノエボシさんいや〜 日頃の行いが悪いとしか考えられない。4泊5日で海に行ってきたのだが、そのうちの3日は悪天候に見舞われた。あれだけ梅雨が早くに明け、あれだけ暑かった日々が嘘のように寒い雨が降りやがった。僕は「趣味」にボディボードを挙げているが、気合が入ったボディボーダーではない。ウェットスーツなども持っていないので、ちょっと寒いとお手上げなのだった。

一旦海に入ってしまえばどうという事もないのだが、陸にあがると途端に寒さでちぢみあがる。ボディボードは意外と体力を消耗するので、1時間以上海に入っていられない。というわけで、1時間遊んで陸にあがると、もう二度と海に入れないのだった。全く呪われているとしか思えない。

例年、8月も半ばになるとクラゲが大量に発生するので、お盆以降はほとんど遊ぶ事が出来ない。だが今年はちょっと話が違うらしい。事態はもっと深刻なのだった。黒潮の流れが変化していて、いつもは沖の方にしか発生しない「カツオノエボシ」という危険なクラゲがお盆前から波打ち際にまで大量に押し寄せているのだそうだ。こいつの危険性は要チェックである。

こいつは頭(?)の部分が空気で膨らんだようになっており、風に煽られて浜に打ち寄せられる。自分で泳ぐ能力は全くないので、全ては風任せだ。膨らんだ頭は常に水面に浮かんでいる。一見すると中身がパンパンのビニール袋のように見える。触手は青く、異常に長い。成長しきった個体では触手が10メートルを超すものもある。

この青い触手が人間の体に絡みつく。触手には猛毒があり、触れた途端雷に打たれたような(打たれたことはないが)激痛が走る。対処法はこすらないように触手をはがし、刺された部分をアルコールで消毒するくらいである。絡みついた触手をこするようにするとどんどん毒が体内に入り込み、危険が増すのである。この毒の強さは半端ではなく、ショック症状を起こして死に至る場合もある。具体的には血圧が低下し、呼吸困難に陥る。

鮫を恐れている人は多いが(実際瀬戸内では鮫の被害があったりしたが)、太平洋側の海で本当に恐いのはこのカツオノエボシである。海に膨らんだビニール袋を発見したら要注意である。そいつの下方に青い紐のようなものが見えたら一目散に逃げるべし。



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