
TVを見ていて目が点になった。その後ちょっとした貧血みたいな状態になりしばらく横になった。あまりにも大規模で、遠い国の出来事で実感はさっぱり湧かないが、なんとも言えない恐怖感がおそってくる。
まず思ったのは「最悪の前例が作られてしまった」という事だった。量的規模において、100年分のテロにも相当するような凄まじい死者が出るだろうが、今後10年20年という短いスパンで、このような大規模テロが再び起こらないという保証は全くない。むしろこれから続発する可能性を生み出したと言っていい。それなりの訓練を積み、周到な準備さえあれば、大国を攻めるのに強大な軍隊も大量の兵器も必要ないという事実が全世界に向けて発信されたという事だ。世界最強の軍事力も姿無き敵の音無き攻撃に対しては無力であるという事が証明されてしまった。
漫画のようなバカさ加減で地下鉄にサリンを撒いたオウムに、このテロリストたちの判断力と行動力があったなら、一体どれだけの人間が死んだだろうか。その答えを導き出すための最後の扉が開かれた。戦争という名の国家による大量殺人と、個人のサイコパスによる大量殺人とが1本の線でつながれた。事は政治的テロリストの凶悪化にとどまらない。カルト集団による「本気の戦争」も真の脅威として捉えなければいけない次元に入ったのだ。
この事件でテロリストたちの憎悪の対象だったのは「世界の警察たるアメリカ」だが、「世界そのもの」に対して憎悪を抱いている者に与えた影響はいかばかりか。身震いせずにいられない……。恐ろしい時代に突入したのだろう……。
もう少し落ち着いてからまた何か書こう。
MENU
冷麺最新5件の記事
冷麺最新3ヶ月
Amazonトップセラー