
残念ながら前作をプレイしていないのでそれとの比較が出来ないんだが、恐らく前作の続きというよりシステムと世界観を継承したリメイクのような作りなんだと思われる。ゆえに前作プレイは不要(多分)。
システム的にはバイオハザードとゼルダのカメラシステムの中間の位置付けで、極端な視点切り替えによるストレスはない。しかしせっかくの移動視点も、アクションそのものの質がイマイチなので生かしきれていない。この程度のアクションならバイオのカメラシステムでも十分いける。しかしこのゲームの本質はアクションでもストーリー展開でもなく、ひたすら不気味さ(怖さではない)を堪能することと、難易度の高い謎解きを進めることにあると思われるので、それもあまり気にならない。
とにかくこのゲームの不気味さといったらない。ゲー帝風に言えば比類無き不気味さである。生理的嫌悪感を追求しまくっている。僕には5歳になる甥っ子がいてよく一緒にゲームを楽しむのだが、さすがにこれは見せるのを躊躇う。敵を倒すのも爽快感とは程遠く、1体倒すたびにイヤな気分にさせられる。しかしこれだけの不気味さを表現するにはPS2のスペックは絶対必要だったと思わせる出来なので、2で出した意味はあったと言えるだろう。惜しいのはDVD読み込み時間で、これはかなりストレスが溜まる。ゲームを台無しにしている部分である。
このゲームはマルチエンディング形式を取っている。途中の行動によって5つのエンディングが用意されているのだが、その中にひとつすごいのがあるので、プレイを予定している人は是非そのエンディングを見るまで頑張ってもらいたい。その名も「いぬエンド」。驚愕の腰砕けエンディングである。
まあ そんなこんなで総合ポイントは65点。不気味好きな人(?)と謎解き好きな人にはお薦め出来るが、だだっ広いマップに耐えられないせっかちな人には相当きついゲームである。あと、12歳未満のお子様、殺人を犯して罪の意識に苦しめられている人(?)にもお薦めできない。
目玉が飛び出るような面白いゲームはないものか? 不完全燃焼でくすぶっている
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