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2001年11月30日

リンク論?

「テキストサイト」を標榜するなら言葉にこだわってこだわりすぎということはないだろう。特に気になるのは用字用語用法の部分で、同じ意味の言葉が異なる用字用語だったりすると気色悪くてかなわない。例えばひとつの文章の中で、意味の使い分けを全く意識せずにホームページWEBページWEBサイトを混在させてるヤツは頭をはたきたくなる。そのためのスリッパを探したくなる。便所用の。緑色の。

誤用はどうか。あえて間違った使い方をして新しい意味をひねり出すのは言葉遊びとして大推奨だが、単に間違って覚えた言葉を無自覚に使ってる子は殴りたくなる。ブリキの蓋を探したくなる。贈答用せんべいの。一斗缶の。

例えば「確信犯」を悪いと知っていてやる犯罪だと思っていたり(正しくは、本人は悪くないと確信しているが客観的には悪いという犯罪。)、「閑話休題」を本筋からずれた話にもっていくときに使ったり(正しくはその逆)、「役不足」を人物に使っていたり(正しくは、ある物事がある人物の能力に対して軽すぎる場合に物事に対して使う言葉)、「的を射る」を「的をる」だと思っていたり、「固定観念」を「固定念」だと思っていたり……。挙げていったらキリがないが、読んでるこっちがこっぱずかしくなるのでさっさと改めてもらいたい。と偉そうに言ってる自分も間違ってたりするので、その際はよろしく(弱気)。

誤用がまかり通って辞書の方が書き換えられるなんて事もあったり(一所懸命が一懸命でもOKになってたり)するので一概に「誤用はダメ!」とも言い切れない。使う本人が自覚的に使っているかということが大事な部分だと思うのだ。

よく誤用される「流れに掉さす(時代や世の中の流れに合わせて、物ごとをよい結果へ進める意味)」という言い回しを使う場合、その言葉を使うにはそれ相当の意味があるはずだ。少し古臭い言葉を使って全体を格調高くしたいとか、俺様はこんな言葉も知ってるぜという自己顕示欲とか。そんな時に誤用しているのでは話にならない。バカだ。素直に「流れに逆らって」などと普通の言い方にすればいい。大学の助教授ですらこんな感じだ。

無駄に小難しい言葉をこねくりまわして、自分がいかに優れているかをアピールする輩にこういう誤用が多いのは滑稽そのものだ。自分の脳みそレベルに合った平易な言葉を使えよと言いたくなる。なぜわざわざ小難しい言葉を使うのか? それは君が単なる権威主義の卑しきペダンチストだからだ! ドーン! そして僕自身にもドーン! あはははすっきり。

今日はえらく前フリが長いな。言いたいことはこんな事じゃなくて、未だ決まっていない用字用法をさっさと決めちまおうという企画である。具体的に言うとリンクは貼るのか、それとも張るのかって問題に結論を出しちゃおうということである。ちなみに僕は「貼る」で統一している。アンカータグの<a>でマークアップしていく作業が「貼る」と言うにぴったりだからである。

ところがこれに異論を唱える有力な勢力がある。

WEBというのは蜘蛛の巣という意味だ。つまりリンクの糸を張りめぐらすという意味でリンクは「張る」のが正しいのだ

うーん負けそうだ。しかし、こういう未だ定まっていない言葉の用字用法というのは多数派が勝つことに決まっている。というわけで諸君、「リンクを貼る」を普及させたまへ。これが勝った暁には僕こそが提言者であると自慢しまくることにする。まだ誰も「俺が言い出しっぺ!」って言ってないみたいだから(弱気)。



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