
女「Tくん本当に優しいよね……」
T「優しくなんかないよ。つーかそんなに辛いなら別れればいいじゃん。君くらいかわいければすぐ別の男が見つかるだろ。(ねみー)」
女「そんなに簡単に割り切れないよ。だってずっと一緒にいたんだもん。思い出が多すぎて……」
T「君はさ、もう結論が出てるんだよ。それを俺に聞いてもらいたいだけ。いくらでも話は聞いてあげるけど、俺には何もしてやれないよ(つーかねみー。相談うぜー)」
女「ありがとう。なんかTくんと話してると安心するの。ごめんね」
T「いや別に謝らなくてもいいけど。少し気分変えたら? 他の男にも目を向けてみなよ(お、終わりました? 寝るか)」
女「うん……」
数日後
プルルルルルル
T「はいTだけど」
女「あ、私……。別れちゃった……」
T「そっか。まあうまくいかないもんは仕方ないよ。元気出せ。俺でよけりゃ映画くらいならつきあうぞ(おまえのオゴリでな)」」
女「この前Tくん、他の男にも目を向けてみなよって言ってたよね」
T「あー 誰かいいのいた? (こんなに早くみつかるわけないか)」
女「えっと、言いにくいな……。えっとごめんね、なんか私らしくなくて……。ずっとTくんに相談に乗ってもらってて私、なんか」
T「……(すげえ嫌な予感。つーか悪寒)」
女「Tくん……。私……」
T「あ、ごめんちょっとキャッチ。かけなおすわ。(うひーこの空気が耐えられん。はっきり言えや! )」プティッ
数十分後
プルルルルルル
T「はいTだけど」
女「あ、私……。なかなか電話かかってこないから」
T「ああごめん寝ちゃってた。(察せよ! )
女「さっきの話だけど、はっきり言うね。Tくんのことが好きなの」
T「……。(直球できますか)」
女「なんかあいつと別れてすぐにTくんに心変わりするの軽いって思われるかもしれないけど」
T「いやそうは思わないけど(思いまくり。つーか俺はデパートのトイレちゃうっちゅうねん。手近なとこで済ますなや。君らのごたごたも全部知ってるし、君のイヤな部分も全部知ってる。付き合ってないけどもうお腹いっぱいなのよ)」
女「けど?」
T「君のことずっと妹みたいに思ってたし……(出た! 言うに事欠いて妹! ベタベタの禁じ手でしょこれ。よくぬけぬけと言えるわ俺)」
女「そっか。…………。Tくん優しいからちょっと期待しちゃった私がバカだったね。ごめんね気にしないで」
T「いや全然。(うへっ引くの早くない? もうちょっと押せよ。スッと引かれると追いたくなるわ)」
女「あたしたち、明日からも気まずくならないで友達でいられるよね?」
T「当たり前じゃん。いつでも電話しろよ。あいつの次くらいにおまえのことわかってるつもりだし(うひ、何言ってんだ俺。いきなり君からおまえに人称変わってるし)」
女「またそういう事言う……。期待しちゃうよ……」
T「腹減ったな! ラーメンでも食いに行く? (どわっ、確かに腹は減ってるけどなんでこいつと行くか! あああああ、なんか自分でもどっちが本音なんだかわかんなくなってきた)」
女「ぐすっぐすっ。本当に優しいんだから……ぐすっ」
T「いや優しくねーよ(いや優しくねーよ)」
教訓
雰囲気に流されないようにしよう
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