
東京ドームでPRIDEを観戦してきた。あいにくの雨でずぶ濡れになりながらも頑張ってドームまで行って来たのだが、時間と金を返せと思う試合が多くて怒り心頭だ。バーリトゥードは実際リングにあがったら「死ぬかもしれない」という恐怖で凍りつくものかもしれないが、それは一般人がであって、プロのバーリトゥーダーがそれでは困る。あなたたちはお金を取って興行してるんだ。「だったらおまえがリングにあがってみろ」などと逆ギレするようではプロの資格はないはずだ。去れ。
まず第一試合の小原道由。あなたは何がしたくてPRIDEのリングに来たんだ? 「喧嘩だったら一番強い」だの「新しい場所で今までと違う自分を見出す」だのごたくはどうでもいい。僕には3ラウンドの間、とにかく相手の攻撃から逃げ回り、いかに無傷でこのリングを降りるかを考えているようにしか見えなかった。一切攻撃する気がなく、相手を倒すという事など毛ほども考えていないように見えた。あなたはPRIDE史上最も臆病で無様なファイターだ。二度とこのリングに上がってくれるな。プロレス界で「影の実力No.1」という称号を貰って一人悦に入っているがいい。
第四試合、佐竹雅昭。あなたもバーリトゥードをきっぱりとあきらめるべきだ。空手の極意は「一撃必殺」であるという。確かにその考え方は一見理に適っているが、あなたはその考えを間違った方向で具現化している。要するにあなたは「まぐれで先手攻撃がヒットしたらそのまま相手が倒れるまで闘うが、先に相手の攻撃が自分に当たってしまったら、即座にギブアップする」という闘い方をしているのだ。殴られたら痛いに決まっている。大げさに痛さをアピールして自分から(!!)ダウンするような臆病者がなぜバーリトゥードのリングにあがるんだ? 顔面攻撃がない空手の世界で好きなだけ小突きあいをしているがいい。あなたはアレクやエンセンの折れない心を見て、自分が恥ずかしくならないのか?
第六試合、マットスケルトン。K1選手の参戦は大いに歓迎だ。しかしそれは本当に強い男は誰なのかを決めるための参戦であるべきで、K1という格闘技と、PRIDEという格闘技の優劣を決めるためのものではない。あなたはK1戦士として、K1的闘いをPRIDEのリングに持ち込もうとしているに過ぎない。負けたいいわけが「グランドに持ち込まれたら分が悪い」では情けないとは思わないのか? グランドに持ち込まれたら分が悪いなら、グランドに持ち込まれないような技術を磨け。タックル対策を全く考慮せずあっさりとテイクダウンを奪われ、成す術なく無様なチョークでタップするあなたは格闘家ではなく、単なるアスリートの顔をしていた。アスリートは去れ。
第七試合、高田延彦。プロレスファンの期待を一身に背負ったあなたが、なぜあのような無様な姿を晒して平気な顔をしていられるんだ? 猪木対アリ戦は大きな祭り、異種格闘技戦への道を開いた意味はあったが、あの闘いにはどちらが強いのかを決めるという意味は一切なかったということをあなたは理解していないのか? あの史上最低の興行をまさか21世紀のPRIDEのリングで見せられようとは夢にも思わなかった。東京ドームに居合わせた全ての人間があなたを軽蔑し、プロレスに失望し、PRIDEの未来に暗い影を見た事をあなたは理解しているのか? K1戦士のパンチキックがそんなに怖いならなぜ自分からミルコを指名したのか? 「負けない試合」をするくらいなら試合自体をしなければいい。立ち技で対抗せよなどとは誰も思っていない。何故あなたにはミルコのパンチキックをかいくぐってタックルに行く勇気がないのか?
UWF時代、アップライトスタイルの堂々たる立ち姿から繰り出されたあの華麗なキックが、いかに格闘技として無意味であったのかをあなたの試合を見る度に思い知らされる。蹴りとサブミッションを追い求め、ピンフォールを無視して辿り着いた答えがこれなのか? 僕はそう思いたくない。これはあなたの弱さなのだ。あなたの心が決定的に弱いから負けた。それをプロレスの負けとして語る事の無意味さをプロレスファンは知るべきだ。あなたは自分が「プロレス代表」として語られる事を喜び、誇りに思っているのかもしれないが、そんな喜びや誇りは今すぐ捨てろ。バーリトゥードとプロレスとの決定的な違いは、いかにテクニックとフィジカルに優れていようとも、心が弱い者は勝てないということだ。去れ。あなたの引退の花道など、もう何の興味もない。
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