
寝付きの良さ、寝起きの悪さにはちょっとした自信がある。最近は歳食ったせいか結構スパっと目が覚めるようになったが、大学生くらいの時はそりゃもうすごいもんだった。夜中に地震や消防車のサイレンで目が覚めるという話をたまに聞くが、そんなもんでよく起きれるもんだと感心する。僕は地震やサイレンで起きたことは生まれてこのかた一度もない。深夜に災害があったら真っ先に死ぬっぽい。
会社に入ったとき、営業の研修で幕張の合宿所みたいなところに泊まったことがある。朝っぱらから研修があるので余裕をもって6時に携帯電話の目覚ましをセットしておいたのだが、案の定起きられなかった。同室の初対面の新人営業マンは人の携帯電話に触れるのも気が引けたので、5分近くも鳴りっぱなしのアラームを延々聞かされたそうである。結局その人に揺り起こしてもらって7時頃やっと目が覚めた。「よくあんなうるさいアラームが鳴ってて寝てられますね……」と呆れられた。
最近は電線を地下に埋め込んでいて電柱が全くない地域というのがあるそうだが、僕の住んでるところは未だに電柱だらけだ。早朝5時に我が家の目の前の電柱にダンプカーが激突して、根元からボッキリ折れるという事故が起きたことがある。当たる角度が悪かったら僕の部屋を電柱が直撃していたかもしれない(ギリギリで直撃を免れた)。幸い運転手は命に別条なかったが車は大破、当然付近一帯は停電。半径200m圏内の住人が早朝から総出で大騒ぎとなった大事故だ。両親などはどこかでガス爆発でも起こったかと心臓が飛び出すくらいびっくりしたそうなんだが、僕はそのときも高いびきだった。起きて数時間後には折れた電柱が新しいものに換えられていくのを見て「へ〜さすが東京電力、仕事が早いなぁ」などとのんきな事を考えていたくらいである。多分僕みたいな人種がこういう事故を起こすのだな。事故の原因は居眠り運転だったそうだ。
なんかこの話、前にも書いた覚えがあるなぁ。まあいいや。同じ話を繰り返すのがじじいの役割。むにゃむにゃ。ぷわ〜んパチン。ぷわ〜んパチン。
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