
人生2度目の断食に突入した。期間は12月2日から4日までの3日間。その間飲み食いしていいのは水と野菜ジュース、りんごジュースだけというルールだ。
ニュースをちゃんと見てる人ならとっくに知ってる事だろうが、イスラム教の断食『ラマダン』というのは断食であって断食でない。日が沈んだら食い放題。イスラム圏の子供たちはラマダン期間中は大喜びだそうだ。いつもより豪華なご馳走が出るからである。食事や性行為を制限することによって神経を研ぎ澄まし、神の存在を身近に感じるというのがラマダンの趣旨らしいが、実際のところはストイックさとはかけ離れたイベントでありお祭りだ。しかしお祭りとは元々神を祭る事だったのだからこれはむしろ正しい。
その中に神こそ存在していないが、僕の断食も根本では同じだ。単調な毎日に起伏をつけるためのイベントであり、お祭りである。そう考えてみると自分の周りにお祭りというものはないのだと気付く。神社でやっている狭義のお祭りも身近にはないし、学園祭も会社の運動会もない。能動的に祭りを作らないと退屈で死んでしまう。
ラマダンと決定的に違うのは僕の断食は孤独で大して面白くないという事だろうか。2回目でもあり、孤独は祭りに似合わないので、今回は相方を巻き添えにすることにした。相方はデブなのでダイエットとしてもちょうどいい。断食明けに食うお粥の美味しさを彼女にも味わってもらおう。
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