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2001年12月27日

最強の笑かし技 その名はもろざし

ここ1ヶ月の格闘界の出来事分析。興味のない人ごめんなさい。

K-1でバンナが負けた時、真っ先に頭に浮かんだのは「これでバーリトゥードへの道が開けた!」であった。実際あのグランプリが行われるまでバンナの株は上がりっぱなしで、仮に優勝でもしていようものなら商品価値が高騰しすぎてとてもバーリトゥードに出せる状態ではなくなっていただろう。藤田がミルコに負けた試合で、K-1側の価値は既に上がりきっている。最終兵器とも言うべきバンナがバーリトゥードで仮に負けでもしたら、K-1の威信は一気に落ちてしまうからだ。と言うのはあくまでも主催者側の理屈で、格闘ファンからすればそんなことはどうでもいい。強い男同士の試合がとにかく見たいのだ。

特に前々からバーリトゥードなんてクソだと言って憚らなかったバンナが、関節技で無様にタップする姿を見たがってる人は多いだろう。僕もその一人だ。だからあの敗戦は願ってもない展開だった。これで商品価値云々の心配はなくなった。バンナよ、おまえが本当に強い男なら、口だけではないことを見せてみろ! 一流のバーリトゥーダーを打撃だけでねじふせてみろ!

……と思ったのも束の間。年末の猪木軍対K-1のメンバーリストを見て腰砕けになった。なんとバンナの相手は安田だそうだ。おいおいいくらなんでもそりゃないだろ。もろ差しでどうやってバンナに勝つんだよ。つーかもろ差しって攻撃じゃないし……。PRIDEで1勝もしてないロートル相撲じじいが出る幕じゃないんだよ。ほんと勘弁してもらいたい。猪木軍の精神的支柱でもある藤田は怪我で離脱。ヘタクソ小川はびびってるのをギャラの吊り上げで誤魔化し造反。ノゲイラがせっかく出たいと言ってるのにTV局の意向で丁重にお断りし、結局残ったのは鼻くそみたいな高田に安田……。下手すりゃさらに佐竹のおまけつき(つーか君、元K-1でしょ)。

正直この面子じゃK-1ファイターに失礼だろ。せっかく盛り上がってきたK-1対バーリトゥードという図式が、ここに来て一気に猪木おじさんのお楽しみ会に成り下がってしまった。これ本当に見る価値あるのかね? 全部の試合が果てしなくつまらない展開になるのが目に見えるんだが……。

PRIDE18はかなり面白かったそうだ。TV放送待ち。これを録画して大晦日に見るっていうのが正しい格闘ファンの年末のすごし方のような気がするなあ。



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