冷麺のトップに戻る

2002年01月23日

流行という名の波に負けるなよ

流行に翻弄されて悔しい思いをしたことはありませんか? ちょっと古い例になりますが例えばあなたがアウトドアファンだとしましょう。小学校ではボーイ(ガール)スカウトで野山を駆け回り、大学時代は山岳部、社会人になってからも暇をみつけてはフィールドで自然を楽しむみたいな。そうすると休日のファッションは自然とアウトドア系になるわけですよね。パタゴニアのフリースに誰よりも早く目をつけ、それこそ周りが「パタゴニア、何それ?」なんて言ってる時代からその着心地と製造の思想に心酔してずっと着続けてるわけです。

で、そういう優れた製品に流行と言う名のスポットライトが突然浴びせられる日が来るわけです。「パタゴニアいいよね」なんつってる俄かアウトドアファン、あるいはアウトドアなんかどうでもいいけどパタゴニア可愛い〜〜〜なんつってる原宿系女子、巷に続々とパタゴニアン(?)が現れます。流行の兆しが見えたところであなたは一瞬だけ脚光を浴びるでしょう。「そういえば○○さんって流行るずっと前からパタゴニア着てたよね」そりゃあ嬉しいでしょう。鼻高々でしょう。自分の信念でセレクトした愛すべきアウトドアウェアが、正統に評価される時代がついにやってきたのですから。

しかし残念ながらそれは正統な評価じゃないということに気付かされることになるわけです。セレクトショップのバイヤーがこぞってパタゴニアを仕入れてきたのは確かに正統な評価と言えましょう。しかしそれを有り難がって購入した一般のオシャレさん達にとっては、パタゴニアは単に消費されるべき流行でしかありません。翌年にはこんな声が聞こえてきます。「うわ、あの人いまどきパタゴニアだって。ダサ。あたしも去年は確かに着てたけどさー、なんかもう古いよね。恥ずかしくて着れない」

おお神よ。この迷える魂を救いたまえ。あなたには何の罪もない。悪いのは流行であります。あなたは流行が来るずっと以前からパタゴニアを着、流行が去ってもずっとパタゴニアを着る。その愛をダサいの一言で片付けられるのは我慢ならないでしょう。こんな仕打ちを受けるくらいならいっそ流行など来ないでほしかったと思うでしょう。わかりますわかります。僕が全力であなたを応援してさしあげます。着続けなさい。流行なにするものぞという気概で着続けなさい。でもね、また来るんです。10年後か15年後に必ずもう一度流行ってやつは巡って来るんです。その時こそ言いなさい。「俺はあの流行の波に押し流されず、今日の今日までパタゴニアを愛しつづけてきた」と。その時初めて神はあなたを祝福するでしょう。

僕にとってのそれはレッドウィングのブーツです。流行なんてクソ喰らえ!


言い回しが好きなのでよく「神よ」とか言ってますけど、全然○○教徒とかじゃありませんので誤解なきよう。宗教嫌い。



Amazon.co.jpアソシエイト

楽天

MENU

冷麺最新5件の記事

冷麺最新3ヶ月


Amazonトップセラー