冷麺のトップに戻る

2002年02月27日

中退してすいません

僕は大学中退者です。中退の理由は、簡単に言うと僕の行っていた学部学科が死ぬほど退屈だったからです(教育学部国語国文学科)。「ここは本当に学問の府なのか?」大学に対する幻想が大きすぎて、現実とのギャップに耐えられませんでした。実際講義は恐ろしく低レベル。教授の自己満足に学生が付き合わされているだけという感じがずっとつきまとっていました。あくまでも当時の感想なので、今新たな気持ちで大学に通ったとしたら全然違う印象を抱くかもしれません。当時は身の程知らずなだけだったのかもしれないです。ま、自ら進んで勉強するのが大学であって、受身の姿勢で偉そうな事言うなって感じでもありますね。

自分の専攻科目に魅力的な教授がいなくて、仕方なく履修登録をしていない一般教養の大教室に潜り込んだりしていました(本当は雀荘にしけこむ方が多かったけど……)。ちゃんと籍があるのにこれではモグリ学生と変わりありません。単位が取れないのも当たり前です。しかしこの「般教」の面白いこと面白いこと。社会学、法学、生物学なんかを好んで聴講していたんですが、実にエキサイティングで「ああ、僕は学部を間違えたな……」と後悔することしきりでした。間違えたというより、ひとつの事を専門的にやるのが向いてないんだと思います。飽きっぽいので、広く浅くいろんな事を知りたいのです。

ここからが本題。以前「放送大学で面白い講義をやっていた」という事を書きました。ちょうど白緑町アントリオンというコンテンツで「囚人のジレンマ」の事が書かれていたのでこれを機会に内容を紹介したいなと。そしたら既に僕が書きたい事とまるっきり同じ事が書かれているページを見つけちゃいました。ああ、がっくり。同じ事考えてる人なんてたくさんいるんだね。ちょっとだけ補足しておくと、この吸血コウモリの戦略はTFT戦略(しっぺ返し戦略)と呼ばれているものです。彼らは常に協力するわけではなく、たまに吐き戻しをしないやつもいるんです。そういう個体はしっぺ返しを受けて飢えることになります。結局こういう個体の持つ遺伝子は長い年月をかけて淘汰され、集団の特性は限りなく協調路線に向かっていくわけです。

学科はまるで違うけど、こんな面白い講義が僕の学科でも初っ端にあったとしたら、僕は大学の虜になっていたのになぁ……なんて事を思っていたら、実際この「囚人のジレンマ」というゲーム理論は学生のハートをがっちりつかむために年度の初めに講義されることが多いらしいのです。なんか見透かされたようで悔しい……。



Amazon.co.jpアソシエイト

楽天

MENU

冷麺最新5件の記事

冷麺最新3ヶ月


Amazonトップセラー