冷麺のトップに戻る

2002年02月15日

僕の食事法とどてらいヤツ

例えばカツ丼を食うとしましょう。ご飯の上には何個かに切り分けられたカツが乗っています。真中あたりのパーツは大きめで、端っこのパーツは小さめですね? ざっと丼の大きさを見てご飯の量を推測します。一瞬にして「このパーツを食うにはこれくらいの量のご飯を食えば最終的に帳尻が合う」という計算をします。この間0.02秒。難しく言うと、単位カツ量あたりのご飯量を均等に配分するわけです。いえ、正確に言うと均等ではありません。後半になると味に飽きてくるというか味が薄いことに耐えられなくなるので、単位ご飯量が前半より若干少なめになるように配分するのです。前半は腹が減っているので多少味が薄くても苦もなく食えるんですね。

このように僕は毎回おかずとご飯の量を厳密に計算しつつ食事をしています。なので、たまに「あ、そのエビフライ1本頂戴」とか言われて許可する暇もなく略奪されたりすると、計算が狂ってしまうのでかなり頭に来ます。別にケチとかそういうことではなく、軌道修正するのに伴う苦痛に耐えられないのです。それが証拠にどれだけ腹が減っていても僕が計算する前の状態、つまり食事が供された直後であればいくらでもおかずを取られても構いません。その分、単位おかず量あたりのご飯量を増やせばいいだけの話ですから。

そういうわけで個人個人で量が決まっていない場合はかなり戸惑います。中華料理をみんなで取り分けて食ったり鍋料理をみんなで突付いたりする時ですね。こういうときは大抵食い過ぎで腹を壊します。繊細なんだかバカなんだかよくわからないっちゅう話です。多分繊細なバカなんでしょう。

で、以前吉野家で出会ったどてらいヤツの話をしようかなと。僕の常識(イコール世間の非常識)を根底から覆すすごい食い方をしやがるんですよ、こいつが。

まず入ってくるなり「ビール2本あと牛皿2枚と大盛りごはん2杯」。ちょっとびっくりしますよね。「おいおいすげえなこの野郎。1杯食い終わってから注文すりゃええやん。つーか牛皿じゃなくて大盛り牛丼2杯でええやん」みたいな。思わずそいつの方に目が釘付けになりました。で、ガーッ! っとビール1本をほとんど一気飲み。「うはっマジすげえこいつ」と思う間もなくおもむろに牛皿2杯を手元に引き寄せ、すごい勢いで肉をたいらげていくんです。しかもご飯に一切手をつけないんですよ! 牛皿に直接口をつけて、まるで皿から肉をこそげ落とすようにして口の中にかき込むのです。この時点で僕の目は点。自分が食ってる牛丼の事もすっかり忘れて見入っちゃいました。さあ、残ったのは大盛りご飯が2杯とビール1本だ。どうする。どうするよ。この野郎、ご飯2杯をつまみにビール飲みやがるんです。しかもすごい勢いで。もう唖然。

世の中広いですね。僕の神経質な食い方なんてどうっちゅうことねーや。



Amazon.co.jpアソシエイト

楽天

MENU

冷麺最新5件の記事

冷麺最新3ヶ月


Amazonトップセラー