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2002年02月01日

PS2版バーチャファイター4 -究極の移植-

PS2版VF4

PS2版バーチャファイター4(以下VF4)を買ったので久々にゲームレビュー。今更ゲームの内容に関してグダグダ言ってもしょうがないので(文句のつけようがないほど完成された格闘システムだ)、移植度やPS2オリジナルモードについて。

正直なところアーケードではあまりやりこんでいないので細かいところまでは違いを見分けられないのだが、少なくともフレーム単位での技のバランス(投げ確定技とかアキラの膝蹴の1フレームG離しとか)は完璧に移植されていると思う。相手の体重によって決まったり決まらなかったりする空中コンボもそのまま。ホリから発売されている専用ジョイスティックを使うと、見た目も操作感もバランスもアーケードと全く変わりないプレイが楽しめる。拍手喝采。多分ごくごく微小な範囲でのグラフィックの違いくらいしかないのではないだろうか? 僕にはそれすらもほとんど見分けられない。

これだけ忠実な移植度だと、相当アーケードで金をつぎ込んだ人でも練習台として使用するに足ると思われる。難しいボタン操作を身に付けるために、技の出始めからスピードが遅くなったりするなどの各種ユーティリティが付属している練習モードが用意されている。崩撃雲身双虎掌や修羅覇王靠華山、斧刃昇膝伏虎撃の練習にはもってこいだ。対戦相手が身近にたくさんいるならもうゲーセンに行く必要すらない。PS2で十分である。はるか昔、スト2がスーパーファミコンに移植されて大喜びしていた時代とは隔世の感がある。あれはアーケードとは全く別物。VF4はほぼ本物だ。

僕なんかはやはりアーケード信仰が篤いので、いくら移植度が高いといえども実戦はゲーセンでやりたいと思ってしまう。そうなるとコンシューマーは単に操作を反復するだけの練習台となり、ゲームそのものを家で楽しむということはなくなる。しかしPS2版VF4にはこれを覆すオリジナルモードがあるのだ。その名は「A.I.システム」。ひとつも技を知らないまっさらなキャラに技を教え込んで強くしていくのである。有効な連携、強力な空中コンボなどをA.I.キャラに叩き込むと、A.I.はその技を覚えていく。CPUのアルゴリズムとは異なる、正に「私のアルゴリズム」を持ったキャラが育っていくのである。要するに育成ゲームだ。これが面白い。A.I.キャラは当然自分では直接動かすことが出来ないのだが、闘い方は正に自分そのもの。こいつが負けたということは自分が負けたということなのだ。アーケードモードにこのA.I.キャラを投入し、見事デュラルを倒すと何かご褒美があるらしい。今から楽しみである。

そういうわけでVF4は買い。100点。


追記。「組み手」というモードがあるのだが、そこに出てくる敵を倒しまくると、たまにアイテムを落としていくやつがいる。全て身につける系のアイテム(サングラスとかヅラとか)で、キャラの見た目を変化させることが出来るのである。葵のヅラをかぶったアキラとかが出来るわけだ。こりゃ血眼になってアイテム集めまくるしかないね。全アイテムゲットまでどれだけ時間かかるやら……。



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