
『巨人のドシン』をやっていて思ったことがある。僕が幼い頃から夢想というか繰り返し思い描いている光景があるんだが、これはまだ誰も映像化したり小説にしたりしてないんだろうか? 雲どころか大気圏すら突く、想像を絶する大巨人。地上の人々からはあまりに大きすぎてその全貌を見ることすら適わない。たった一歩で関東地方を全部踏み潰すほどの足。日本列島付近に立つ姿が中国からも目視出来るほどの背の高さ。
高校生くらいの時に「これは科学的に絶対有り得ない」という事がわかった。そんなに大きな生物は自重を支えきれなくてとても立っていられるわけがないのだ。仮に2足歩行をするのだとしたら、たとえ頑丈な岩盤の上でも足がずぶずぶと地中に埋まり一歩も動けない。またそれ以前に足そのものが体の重さでボッキリ折れてしまう。こんな絵空事を科学的に検証する方がどうかしてるが、とにかく有り得ないのだ。しかし魅力的な光景だ。それほどの巨人がすぐ近くに立っていたら、いったいどんな風に見えるんだろう? 太陽の光は遮られ、まるで夜のように真っ暗になってしまうかもしれない。目の前には見渡す限りの暗黒の壁がそそり立っているのかもしれない。
為す術もなく踏み潰されていく人間と、哲学者のような面持ちで静かに歩き続ける大巨人。こんな魅力的なクリーチャーが出てくる物語が何故今まで生まれていないんだろう? それとももう既に誰かが作っているのかな? 僕は知らない。知っている人がいたら是非教えてほしい。とにかく生半可な大きさではダメだ。背の高さは富士山の数十倍数百倍、足の裏の面積は少なくとも関東地方全域並の巨人の話だ。
ハリウッドで映画化したら結構面白いと思うんだけどなぁ。今ならCGで簡単に作れるしね。
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