
最近夕方にやっている再放送『渡る世間は鬼ばかり』をよく見ている。全然ファンとかじゃなくて、何の気なしに見始めたら意外に面白くてやめられなくなったのである。こういうのって結構あるみたい。例えば寅さん映画とかって普通は見ようと思って見ない。テレビでたまたまやってたので何となく見てみたら結構面白いみたいな。じじくさいからとハナから除外していた自分の見識のなさを恥じ入るみたいな。やっぱり伊達に長いことシリーズが続いているわけではないんだね。
しかし、まあこの「渡鬼」の登場人物のむかつくことむかつくこと。まともな人が一人もいないからね。全員イヤなヤツ。で、しょうもないことをべちゃべちゃとウェットな感性でしゃべりまくる。ワンシーンがまた長くて「こりゃセリフ覚えなきゃいけない役者の方は相当きつそうだな……」と思う。でもなんだかんだで面白いのである。ちょっと見てみようかなと思った人は新シリーズが4月から始まるのでチェックしてみるといい。
で、特に気に入ったのがオープニングテーマの曲だ。いかにもなお茶の間ドラマ風ではあるんだが、ところどころ「おっ!?」と思わせるきらめきがある。「こりゃ着メロにしたら結構いいかもな」と思ったほどだ。さすがに僕のサイトでアップするわけにはいかないが、自分専用で作ってしまおうかなとは思った。こうなると作曲家が気になる。見てみた。
音楽 羽田健太郎
羽田健太郎……。羽田健太郎……? 羽田健太郎!? どぐわっ! 超びっくり。尊敬する羽田健太郎さんじゃないか! この人は知る人ぞ知るファミコン版『ウィザードリィ』の作曲者羽田健太郎氏だ。『ウィザードリィ』はPC版では一切音楽がなく、ファミコンに移植された際に羽田氏によるBGMがつけられたのだが、うるさ型で知られるPC版のファンたちも絶賛したほどこのゲームミュージックは名曲揃いなのである。
「おお〜あの羽田さんが作曲したのかぁ。どおりで僕の耳にこびりつくわけだ」と一人で盛り上がったのであった。よくよく調べてみるとこの羽田氏、いろんな番組やCMに曲を提供している。てっきりゲーム音楽の人なのかと思っていたが、全然そうじゃなくて正当派のピアニスト兼作曲家なんだそうだ。って言うか、僕が勝手にそう思っていただけで、世間的には「渡鬼」の音楽の人として超有名だったらしい。
そんな正当派作曲家の羽田氏が『ウィザードリィ』の作曲を依頼されたとき、彼は『ウィザードリィ』を鳥の名前か何かだと思ったそうだ。それでよくあんな名曲が書けるよな……。すごいわ。
こちらはさらに有名かもしれないけど、競馬のGIレース(東京&中山開催)のファンファーレは『ドラゴンクエスト』のすぎやまこういち氏が作曲している。そう思って聞いてみるとすごいドラクエっぽいんだよね、この曲。
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