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2002年04月16日

文学

漠然と頭にあるんだけどなかなか言葉や文章にしにくい感覚的な事象がままある。「しにくい」というのは「するのを躊躇う」という意味じゃなくて、「困難」だという意味だ。こういうものをなんとかして整理して、論理の枠におさめ、人に伝え、感じてもらおうという試み。しかし言葉になった満足感が去ると、初めにあった漠然とした感覚が「ちょっと違う」と主張しはじめる。しかしもう遅い。それは言葉となって人に伝わり、その人の頭のフィルターを通り、初めとは全く別の様相を呈しているのだ。

すっきりと論理的で人に伝えやすい体裁を整えれば整えるほどその事象の核から遠ざかる。その事象は成り立ちからして既に論理的ではないのだから。勢い論理の枠に嵌めることを放棄して、誰の理解も得られないような非論理的な言葉を紡ぐ。ある人は言う。「非論理的だ」と。何を最初からわかりきった事を言っているのか。ある人は言う。「文学的だ」と。そうか。それが文学なのか。今僕は文学を把握しました。ラッキー。



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