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2002年05月15日

映画感想係『スパイダーマン』

スパイダーマン

ちょっと遅れましたがスパイダーマン観てきました。5月11日、初日オールナイト夜12時過ぎの回。夕方から夜10時くらいまでしっかり昼寝(?)して万全の態勢で。

『死霊のはらわた』や『ダークマン』でみせたサム・ライミの過剰な演出は今回は少し抑え気味です。普通の監督が普通に撮ったヒーロー物という感じでした。もう今更SFXとかCGで驚く事はないですから、むしろこういう映画こそサム・ライミ節が見たかったように思います。

全体の印象としては十分面白かったんですが、ウィレム・デフォー演じるグリーンゴブリンが、キャラ、造形ともに萎え萎えでした。おまえバカ? と思わずつっこみたくなるくだらなさ。僕は原作をちゃんと読んだ事ないんですけど、このキャラ必要なんですか? 昔からのファンにとっては欠かせない人気キャラなんでしょうか。ちょっと理解に苦しみます。ウィレム・デフォーもよくこんなくだらない役を引き受けたもんです。かっこよさの欠片もありません。

スパイダーマンといえば苦悩するヒーロー像を描いた名作として有名です。「変身するのではなく、自作のスーツを着るというヒーローらしからぬ人間臭さ」「女にモテたいだけの元チビのやせっぽち」「すごい能力を身につけたはいいけど、何をしたらいいのかわからない」など数々の名ディテールでファンを魅了してきた作品です。(ここらへんのヒーロー像については昔、ブックレビューで書きました。興味ある人はどうぞ。)映画化するにあたって、そこらへんは最低限盛り込まれているんですが、今ひとつ消化不良といった感も否めません。僕としては『バットマン』でみられた、そういう苦悩するヒーローの暗さみたいなものがもっとほしかったように思います。

そういえば昔放送されていた実写版『スパイダーマン』はよく出来たドラマでしたね。日本向けに作り直されていたのでアメコミ版スパイダーマンとはほとんど内容的につながりがありませんけど、当時としては驚愕のSFXで、毎週楽しみに見ていました。あれ、再放送やらないかなぁ……。なんてな事を思った深夜2時でありました。78点。

スパイダーマン ツインパック

スパイダーマン ツインパック

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2004/12/03
  • メディア: DVD



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