冷麺のトップに戻る

2002年07月01日

4年後に期待する事〜続・シュートは何故浮くか〜

先日「なんで日本人のシュートはゴールマウスの遥か上空にぶっ飛んでいくんだ? 思いっきり蹴る必要あるのか?」なんていうド素人の疑問を書きました。コレに関してルイナからの明快な回答を引用しておきます。引用元は掲示板なのでログが流れちゃうと僕としても困る。

某所に記載されていた、シュートが浮くのは何故? という素朴な疑問なのですが、インステップで抑えたシュートを打つことは、フリーの状態でも難しく、シュート練習の段階ですら天国に向かって打ち上げてしまう選手をよく見かけます。

ええと、簡潔に答えると、軸足とボールの関係ぽい。試しに軸足よりも10cmほど前にボールをセットしてシュートを打ってみることを推奨。

軸脚よりもボールはやや深く、上半身を被せる。そしてその状態を脚を振りぬくまで保つ。以上の条件を満たさないとシュートをふかしてしまうわけなのですが、試合の疲労+DFのプレッシャーを受けながら、それを可能にするのは……ああ、ロベカルの脚が欲しい。

ドリブルシュートなんてめっさ難しいです。スピードにのったドリブルをしている最中は、ほぼ無酸素運動であり、かつ前に転がっているボールをふかさないように抑えて打つことは、神業に近いものがあります。

実にわかりやすい説明であります。疑問氷解。で、これを念頭において試合を見ていたのですが、気になった点があったのでいくつか書き留めておきます。4年後、またこれを気にしながらW杯を見るつもり。

ブラジルのリバウドはほとんどのシュートがゴールマウスに飛んでいる。おおまかに見た感じでは上空に飛ぶ確率が20%、横に逸れるのが30%、残りの50%がゴールマウス内だった。ロナウドは2本に1本が上空に飛ぶ。で、ものすごく気になったのでブラジルの全シュートを調べたところ、やはりゴールマウス内に飛んでいく確率は50%なのでした。見事と言う外ありません。この2人の正確なシュートこそがブラジルの優勝に貢献したと言えましょう。しかもほとんど中盤で形を作って、などのまどろっこしいことをしていません。たった2人、あるいはロナウジーニョを加えた3人だけで決定的チャンスを作り出してます。

決勝戦のドイツ選手のシュートを見てみるとやはりゴール遥か上空に飛んでいるシュートがほとんどでした。よーく見てみると選手は「自分の決まった型」でシュートを打とうとし、ディフェンダーの圧力によって焦り、結局その決まった型に入る直前でシュートを打っています。型にはまっていないのに型通りの蹴り方をする。だから逸れる。完全フリーで自分の決まった型に持ち込めないと正確なシュートを打てないということであります。じゃあ一体ブラジルFW陣の正確なシュートはどうなってんだ?という話なんですが、これはあのトルコ戦で見せたロナウドのトーキックが全てを物語っていると思いました。つまり彼は全然型にはまっていない。一般人から見れば無茶苦茶な態勢や無茶苦茶なタイミングで正確なシュートを打ってるって事です。リバウドに関しては「型に持っていく技術が凄い」のか、それとも「型に嵌っていなくても必ずグラウンダーになるように蹴り方を修正する技術が凄い」のかちょっとわかりませんでしたけど。

こういうのってどういう練習したら身につくんでしょう? 世界最高の天才にしか出来ないプレイなのだということは頭では理解出来るんですが、彼らだって同じ人間です。日本人もなんとかならんのか? ならんのでしょうな。だから天才と呼ばれてる。

どんな状態から蹴ってもほとんどグラウンダーになるFWの方がゴールの確率が高いと思うんですがこれは間違ってますでしょうか?間違ってないとしたら、そんなFWが日本に現れるのを首を長くして待つ事にします。今現在頑張ってる高校生選手の諸君、期待してますよ。



Amazon.co.jpアソシエイト

楽天

MENU

冷麺最新5件の記事

冷麺最新3ヶ月


Amazonトップセラー