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2002年07月15日

祭祀としてのスターウォーズ

ド腐れ外道の皆さん、こんつぁ。そうよ、うちの子供はチアノーゼ by 黒木。

スターウォーズってのはもう滅多な事では語ることすら憚られると言うか、映画っていう娯楽の次元を超えてある種祭祀の域にまで達してるね。スターウォーズの新作が面白いとか面白くないとか、ストーリーがどうとかCGがどうとか、そんなこと真面目に語るなんて愚の骨頂。この時代を生きる人間の共通体験として、通過儀礼として、宗教として存在してんの。少なくとも僕にとっては。

熱狂的なファンは誰よりも早く観たいってんで、アメリカまでわざわざ観に行っちゃったりとか。日本では先々行オールナイトに行って、先行オールナイトに行って、初日オールナイトに行って、その後も何度も行って、計10回観ましたとかそういうのが当たり前の世界。先々行オールナイトの日は例によってコスプレ軍団が大挙して押し寄せて、客席で笛鳴らしてるのね。エピソード4(第1作)のタトゥーインの酒場でカンティーナバンドが演奏するシーンをそのまんま客席で再現してるの。もう全員彼らの存在は知ってるから映画が始まる前から映画館は大盛り上がりで、「ああ、祭りだな」と。こういう雰囲気を楽しみたくてみんなスターウォーズを観に来るんだなぁってつくづく思う。

で、公開開始から1ヶ月もすると、なんかすーっと潮が引くみたいに盛り上がりが消えていくんだよね。祭りの終焉。キャンプファイヤーが終わって、なんとなく物悲しい雰囲気になるみたいな。スターウォーズにロングランは似合わない。これも毎度の事だけど、スターウォーズってちょうど夏に公開するから、涼しくなるのと盛り上がりがなくなるのと時期が一緒で、それがいっそう物悲しさを増すの。あーたまらん。寂しくてかなわない。で、次の新作まで長い冬眠に入る。

人ってのは祭りナシでは生きていけないんだなーといつも思うわけ。W杯の時もそう思ったけど、僕にとってはスターウォーズの方がより強くそれを感じるんだな。



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