
今でこそ岸谷五朗は演技派俳優なんて言われてますけど、AMラジオをよく聞く者にとってはあのおっさんは「SET(三宅裕二主宰、スーパーエキセントリックシアター)出身の売れないお笑い系の俳優」だったんであります。当時岸谷がやってたラジオ番組はかなり面白かったです。
彼が大昔『笑っていいとも』のテレフォンショッキングに出演した時に披露した笑い話(を書こうと思ったんだけど内容忘れちゃったので翻案。大筋っつーかオチは合ってる)。
居酒屋で飲んでたんですよ。そしたら近くの席に見るからに「ヤ」の付く職業の人がいて、少し警戒してたんです。でも飲んでたら段々酔っ払ってきちゃって警戒心が薄れちゃったんですね。立ち上がった時にふらふらしちゃって、運悪く「ヤ」の人のテーブルに倒れ込んじゃったんです。もうテーブルの上めちゃくちゃ。思わず「すいません!」って謝ったんです。そしたら「ヤ」の人、おもむろに立ち上がって、「てめえ……すいませんじゃ…ありません!!!」。すいませんじゃねえんだよ! とか凄むつもりが、思わず「すいません」の語感に引きずられて丁寧語になっちゃったって言う… 笑。かなり大笑いだったんですけど、実際は笑えない結果になってました 笑。
こういう言い間違い、結構ありますね。僕のバイト時代の後輩M君はかなり上下関係に敏感なヤツで、先輩にはしっかりした敬語を使う事で有名でした。でも熱くなる性格で、先輩と衝突することもしばしばなのでした。
先輩「おい、仕入れの数 間違えてるじゃねえかよ。たるんだ仕事してんじゃねえぞ、このタコ」
M君「すいません。すいません。気をつけます(くそ、俺がやったんじゃねえのに……)」
先輩「おい、なんだこのグラス。ふちが欠けてるじゃねえかよ」
M君「す、すいません……。(くそ、それ割ったのも俺じゃねえ……)」
先輩「割るのは仕方ねえけどよ、平気な面してお客さんに出してんじゃねえよ」
M君「そんなこと、やってねえですよ!」
おまえは江戸時代の小作人か。おねげえしますだ、か。
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