冷麺 2002年12月

2002年12月01日

ヒーロー

桜庭和志の永遠のヒーローはタイガーマスク。僕の永遠のヒーローはウルトラセブンだ。誰よりも強く、そして優しい憧れのヒーロー。もちろん大きくなったらウルトラセブンそのものになりたいなんていう、いかにも子供じみた事は思わなかったけれど、男として人間としてそういう強さ優しさを持ちたいと願っていた。ま、誰でもそういう存在、心のヒーローはあるよね。

子供心にショックだった事がある。ウルトラセブンから7年後に放送されたウルトラマンレオだ。あまりに古くて誰も知らないかもしれないけど、ウルトラマンレオにはセブンが格闘技の師匠として出てくる。当時はウルトラマン人気に翳りが見えてきていて、円谷プロには予算がなかった。だから派手な光線などの特殊効果がなかなか思うように使えなくなっていた。苦肉の策で、ウルトラマンレオは光線などをほとんど使わなくても済むように、格闘技(肉弾戦)が得意という設定を採用したのだった。

ウルトラマンレオ第1話。いきなり僕の永遠のヒーロー、ウルトラセブンは窮地に陥っていた。敵の猛攻撃を受け、瀕死の状態だったのだ。それをレオが救い、セブンは地球の守りをレオに託す。そして以後はレオの格闘技の師匠として、様々な技をレオに授けるのだった。ここまでだったらいい。しかしウルトラマンレオには、子供だった僕にとっては少々残酷な設定が用意されていた。第1話の闘いが原因でセブンは重傷を負い、変身すら出来なくなり、いつもモロボシ・ダンという人間の姿で松葉杖をつくようになってしまったのだった。何も子供番組でこんな現実的な設定にしなくても……。

こう書くと「なんだ、そんなことか」って感じかもしれないけど、当時の僕のショックはちょっと言葉では言い表せないくらい大きかった。誰よりも強くて優しかったあの憧れのヒーローが惨めな人間の姿で松葉杖をついている。思うように動かない足を、歯を食いしばって引きずっている。とても見ていられなかった。レオ(の人間の姿、オオトリ・ゲン)を特訓して技を授けているときも、僕には「自分の体が動かない事に苛立ってレオをいじめている」ようにしか見えなかった。セブンの苦しみは、まるで自分自身の苦しみのように重かった。

PRIDEで高田延彦が無様に負ける度に、僕はウルトラマンレオに出ていたセブンを思い出していた。強いヒーローはずっと強いままでいてほしかった。やっと彼の惨めな姿を見なくて済む。多分リングで涙を流していた田村の心の片隅にもそういう思いがあったんじゃないかな。現実って、泣きたくなるくらい残酷だね。


miffeyパパからの情報。

後年、モロボシダンを演じた森次晃司さんが、「レオに登場する、陰湿になってしまったダンは、ボクは嫌いだ」とおっしゃってました。ダンという存在に一番近い、 そして(たぶん)ダンという存在をもっとも大事にしていた人物の言葉、説得力がありますな。

切ない。つーか勝手に匿名メール公開しちゃってごめんね。

2002年12月02日

CM談義

■「SONYがテレビの歴史を変えるのは2度目です」って、おまえOEM生産ちゃうんかい。日本でPDP(プラズマディスプレイパネル)作ってるのは日立、松下、NECの3社のはず。「よーし、OEMの分際で業界トップに立っちゃうぞー」っていう意味で歴史を変えるつもりだったらごめんなさい。出直してきます。つーか40インチ超のPDP買いたいねー。約70万円。買えるかヴォケ!置く場所ねえしよ!

■MacのCM「Switch」のひどさは各所で話題になってるけど、本当アレはどうしようもないね。言ってる事がほとんど詐欺まがい。「Macはフリーズしない!」って言うけどそれはOS Xになってからであって、今までは普通に爆弾出てたわけでしょ? んなこと言ったらWindowsだって2000になってからはフリーズしてないっつのね。アクセスログを見るとまだ30%〜50%の人がWin98使ってるんで、多分この人たちをターゲットにしてると思うんだけど、その人たちは素直に2000かXPに乗り換えればいいだけの話で、「Macにしないとフリーズしちゃうよ!」って事にはならんわけだ。あとみみっちいのがOffice関連の物言い。「Macにもワードやエクセルはありますよ」とか言ってるけど、『アクセス』の事は何も言わないのな 笑。ファイルメーカー使えと。そして極めつけが菊地桃子(プロゴルファーの嫁さんじゃない)。TVCM史上最凶の憎ったらしい顔(&動き)で、これでもか!!とMac購買欲を減退させてくれる。いや、僕はMac好きっつーかむしろ欲しいんだけどね、この一連のCMのせいで無茶苦茶印象悪くなった。大失敗CM。孝行息子以外全員むかつく。

■「スパゲッティ食べたでしょ?」「食べてないよ」「ケチャップついとるやん」「食 べ ま し た!!」「私のクーポン券使って?」「使っ …た ような気がしますクーポンマガジンのホットペッパー!!」文字だと1ミリも面白くないのに、あの映像に合わせると面白いんだよなー。映像とか音楽の力はでかい。どうってことない文章でも美しい音楽をバックにつけて、フラッシュで流したりすると途端に感動的になるんだよね。これを利用して感動的な小説を読む際に脳内BGMを付けるととてもいい感じ。さらに逆手に取って脳内BGMを吉本新喜劇のテーマ(ホンワカッパッパー♪)とかにすると腰砕けでいい感じ。

TBCのCM(? 違うかも)缶コーヒー『FIRE』のCMでキムタクと共演してる外人すげえ可愛い。シャネルの時のエステラウォーレン、ツインピークスのシェリー役メッチェンアミックと並んだ。3人とも似通っていて僕の好みが一目瞭然で申し訳ない。


CMジャパン。画質はあんまり良くないけど話題のCMが見られるサイト。

2002年12月03日

冷や汗

叩けばいくらでも埃が出るサイト作ってるわけで、アクセスログに http://ime.nu/www.kowagari.net/diary/ ←こんなリファラ残ってると脂汗出る出る。多分ホットペッパーのCM関係だろうなーと当たりをつけて2chを徘徊したら案の定CM板で直リンされてた。今のところうちのサイトの1日の転送量は約500MBなんで、これが仮に5倍になっても転送量オーバーでデリられるってことはないはずだけど、著作権関係でやばいのかもしれないね。宣伝に一役買ってるんだからまさかリクルートに訴えられるなんてことはないと信じたいけど。とにかくここは健全イリーガルサイト(?)なんで、デリとかそういう問題よりも、僕の精神衛生上2chからの直リンはとてもよろしくないのでやめてください本当に頼むこの通り。

現実逃避的方策として、ime.nuのリファラはログに記録しないようにアクセス解析CGIを書き換えるのがいいかもしれないっスね。あとリモートホストのgo.jpとか。知らない所でだったらどう取り上げられようとそれこそ知ったこっちゃない。そしていつかお縄を頂戴すると。こわっ。

2002年12月05日

お笑いDVD作ってるの

土曜日から韓国に遊びに行くわけなんですが、なんとかそれまでにDVDビデオを作成してしまわねばならないのであります。韓国在住の我が友、純さんにお土産にするのであります。

ビデオキャプチャ&エンコーディング、MPEG編集、DVDオーサリング、DVDライティングとすんげえ時間かかるのね。Pen4-2.53GHzでも遅い遅い。そんでHDD容量食う食う。諸君らの鼻糞PCではいつまで経っても終わらないですよがはははげふっ。とか言いつつ本当はそれぞれのアプリケーションに慣れてないから時間かかってるだけなのでした。くそ。寝る暇なし。


DVD関係のソフトはどれも一長一短で「これだ!」ってやつがないですね。とりあえず今のところCyberlinkの『Power Director Pro』がイイ感じ。これ一本でほぼ全て(編集・エンコ→→オーサリング・ライティング)出来るのはもちろん、とにかくMPEG2を(そこそこ機敏に)直接編集出来るのが最強っぽいです。でもオーサリングのテンプレートがちょっとしかなくて、しかもダサいのが致命的です。なので結局オーサリングは別ソフト、ライティングもさらに別ソフトって感じで無茶苦茶面倒くさいです。Ulead製品ははGUIが激しく気に入らないし、Adobeはインターフェースがとっつきにくいし、Digionは動作がのろいし、もうどいつもこいつも出直してこーい!

2002年12月06日

韓国行ってくるよ

そいじゃ1週間後、旅行記でお会いしましょう。アスタラビスタ。

2002年12月11日

韓国で自分のヒットポイントを知る

そんなわけで行ってきました。ただいま。誰にともなくただいま。細かい旅行記はこれから書くとして、齢33にして初の海外(ぷっ)で受けたカルチャーショックをまずは書かずにいられません。なんか日本語変だな。影響かしら。

まずですね、「韓国は空港に降り立った瞬間キムチの匂いがするよ」というまことしやかな噂なんですが、僕が感じた限りではそんな事はありませんでした。これはもしかしたらサッカーW杯の影響かもしれません。とにかく驚くほど近代的な建物がドカドカ建ってまして、所謂アジアの猥雑な雰囲気ってのはあんまりないんですよ。少なくとも空港周辺ではね。んでも街中動き回ってると「おお!」って感じでニンニクの匂いが漂ってくることはありました。道端でキムチ作ってたりするんで。あとはエレベーターとか地下鉄の中でニンニクの匂いががんがん漂ってましたね。おまいらニンニク食いすぎじゃ!というくらい。

アホみたいな感想なんですが、通りを歩いていて一番感じたのは「なんか外国に来たみたい」というものでした。当たり前すぎ。外国なんだから。でも、回り全員黄色人種だし、街並みも日本と変わりないし、気を抜くと自分がどこにいるのかわからなくなるって感じで、看板に書かれたハングルを見て「ああ、ここは韓国だったんだ」みたいな腑抜け野郎。まるでアレです。パラレルワールドにいるような感覚です。パラレルワールドにいたことがないからわかんないけど。

で、ちょっと慣れてくると差異探しゲームに突入しました。とにかく何を見ても「これは日本とは違う」「これは日本の何々に似てる」とか。違うのは当たり前だし、日本と似てるから何なんだって話なんですが、これに嵌るとどんどんどんどん考えちゃうんです。そんで気付きます。ああ、これは自分探しなんだなと。日本にいると薄ぼんやりしてしまう自分の輪郭が、韓国との対比によってくっきりはっきりとしてくるっていう、そういう意味でのアイデンティティの再確認。そして自分のバイタリティ?人間力?生きる力?そういうのがやばいレベルなんだなと思いました。瀕死です。あと一撃食らったらゲームオーバーって感じです。いや、これは諸君らにも言えることだと思うんですが。引き篭もって、ぬるいゲームに浸って、ネット三昧、そんな君がたった今、不可避の力によって突然外国にワープしてしまったらどうですか? その状況を受け入れてなんとかかんとかやっていく自信がありますか? 僕は全くありません。即死です。でもそれに気付いた分だけまだマシだと思って、これからちょっとずつレベル上げしますよ。装備ゼロの素っ裸の状態でも生きていけるように。自分でも身動き取れないくらいの重装備を身につけて、動けないもんだから引き篭もってる頭でっかちのひ弱な戦士。それが僕です。マントひとつと歌だけで生きていける吟遊詩人に転職すべし。

その「力」をどんどん身につけ、たくましく生きているのが僕の友人純さんでした。今回の旅行は何から何までお世話になりっぱなしで、純さんがいなかったら本当に即死間違いなしでした。感謝。チョンマル カムサハムニダ。

んじゃ、写真をまじえた詳しい旅行記は明日以降に。アンニョン!

2002年12月12日

韓国旅行記 1日目

5:00起床。あまりの眠さに「今日やっぱ中止」と弱音を吐く。なんで9時半発の飛行機に乗るのにこんな早くに起きねばならないのか。6:00出発。7:00成田着。うどんを食って搭乗手続きなどをしていたらあっという間に9時半になった。離陸。まさかの機内食が出る。さっきうどん食ったばっかりだよ食えねえよ。スチュワーデス(フライトアテンダント?)に熊谷真美似のべっぴんさんがいた。その人だけ日本人で、あとは全員韓国人。眠気に負けてハッと気付けばもう韓国に着いていた。はやっ!

12:00韓国仁川(インチョン)空港到着。海に面しているのだが、見渡す限りの干潟(?)に驚く。飛行機を出た瞬間キムチの匂いがするかどうかを確かめたが全然しなかった。でも確かにちょっと日本の空気とは違った匂いがしたかも。気のせいかもしれないけど。

左から相方、スナ、純さん入国手続きに非常に手間取る。ゲートを出ると我がチング(友)純さんと、先日日本に来たソ・スナが待っていてくれた。非常に心強い。この2人さえいればたとえ地獄の底でもなんとかしてくれる気がする。早速スナがタクシーに交渉してくれて、メーターなしの定額で純さんの家まで行くようにしてくれた。それが原因かどうかわからないが、タクシーの運転手が異常に乱暴な運転で急いでいる(高速道路では160Km/hくらい出していた)。途中、自転車の白人を轢きそうになったときは素で引いた。韓国の車はみんな運転が荒いが、この運転手はその中でも群を抜いて荒っぽい。轢きそうになった白人に向かって逆ギレしていたくらいだ。狂ってる。タクシーの窓から時折ニンニクの匂いが入り込んできた。ああ韓国だー、という感じ。

こんなマンションばっか14:00二村(イチョン)に到着。純さんが住む高層マンションにとりあえず荷物を置く。ソウルには驚くほど高層マンションが多い。バングラデシュ、台湾に次いで世界3番目の人口密度を誇っている(ちなみに日本は5番目)のも納得。しかも国民のほぼ半分がソウルを含む首都圏に集中している。国土の70%が山地なのでそれもいたしかたないのだろう。マンションの窓は防寒のため二重三重になっていて、床暖房のおかげで部屋はとても暖かかった。床暖房は基本中の基本だそうだ。

15:30南大門(ナンデムン)の市場をひやかしに行く。猥雑な雰囲気はちょうど上野のアメ横を思わせる。ただ、匂いが決定的に違う。屋台でポンテギを煮ているからだ。蚕のサナギを醤油で煮込むポンテギは、見た目も匂いも強烈で、慣れていない日本人にはちょっと荷が重い。これはさすがに僕もパスした。市場で甥っ子姪っ子の服を買う。安いと言えば安いが、ここでは値切るのが当たり前だったみたいだ。言い値で買った僕はちょっとダメ人間。

明洞の街並み。リトル青山16:00明洞(ミョンドン)到着。南大門とはうってかわって綺麗な街並みだ。渋谷とか青山あたりを小ぢんまりさせた感じでとても清潔感がある。ここの通りには観光案内所がいくつかあって、外国人観光客をサポートしてくれる。こういうのは東京にもあればいいのにな、と思った。明洞の喫茶店でCafri(カプリ)というビールを飲んだ。韓国では「フ」という発音はほとんどないんだそうだ。「フランス」は「プランス」になる。

こんなに食えるか!と言いつつ食った

17:00サンギョプサルを食いに行く。この日は思っていたほど寒くなくて、「なんだ、ソウル寒いって聞いていたけど大したことないじゃん」と言ったら自称ソウルっ子(たった7ヶ月。ぷっ)の純さんが悔しがっていた。本当の寒さはこんなもんじゃないんだそうだ。しかしそれなりに寒いことは寒いわけで、サンギョプサルのお店がオープンカフェみたいな造りで、ビニールシートで周りを覆っていただけだったのには驚いた。風が吹き込むー。寒いー。でも椅子のすぐそばに置いてあるストーブのせいで足だけ熱いー。寒さを紛らすようにばくばく食った。みんな知ってるかもしれないけど、韓国の料理屋ではキムチとかカクテキとか基本的な食い物は常に無料でおかわり自由になっている。付け合わせだけでお腹一杯にしてしまえば実に安価に食事が出来るのである。ここの支払いも驚くほど安かった。そして美味かった。

オーナー、アンダースン すげー!19:00純さん行きつけの『アンダースン 2』というバーに行った。とてもこじゃれた店。土曜の夜なのに何故かがらっがらにすいていた。韓国の夜は遅いらしい。こんな早い時間から飲み始めるのは僕らくらいなのかもしれない。店のオーナー、アンダースン(29歳(!!))とアーバンがカクテルショーをやってくれた。本来なら、店が満杯にならないと絶対やらないらしいのだが、「日本から来た純の友達のために特別に」ということで見せてくれたのだった。映画『カクテル』もかくやという素晴らしい妙技を披露してくれた。こういうところ、韓国人はとても優しくて情に厚いという感じがする。従業員のピッピも僕らに気を使って、いろいろと話しかけてくれた。ちなみにアンダースン、アーバン、ピッピというのは店で使うニックネームだ。ちゃんとした韓国っぽい(?)本名がちゃんとある。以前スナが「韓国ではジャックダニエルが1万5千円する」と言っていたがこれは本当だった。とにかく洋酒が高いのだ。酒代は本当にばかにならない。

23:00純さんのマンションに到着。案内してくれた純さんとスナ、とても気を使ってくれたアンダースン、アーバン、ピッピに感謝。ちょっと飲みすぎた気がする。明日に残らなければいいが……。

おまけ写真


今日覚えた言葉。「アンニョンハセヨ」こんにちは。「チェソン ハムニダ」ごめんなさい。「タシ マンナプシダ」また会いましょう。「チョヌン アニ ラゴ ハムニダ」私はアニと申します。「マシッタ!」美味しい!「モシッタ!」かっこいい!「アッサ〜〜」よっしゃ〜〜。「プッタ カムニダ」お願いします。「ペッカジョン」百貨店。「パンガップスムニダ」お会いできてうれしいです。「クルセヨ」えっと〜〜〜。

つづく。

2002年12月13日

韓国旅行記 2日目

10:00起床。すこぶる調子がよろしい。日本での僕ならほぼ確実に二日酔いになっている量の酒を飲んだはずなのだが。多分韓国の食い物のおかげだと思う。恐ろしく絶好調。

12:30鐘路3街(ジョンノサンガ)駅でチェ・ボエちゃんと待ち合わせをする。ボエちゃんは19歳、梨花(イファ)女子大の学生だ。日本で暮らした経験は全くないのに日本語が堪能と聞いている。なんでも日本語スピーチコンテストで優勝した際の賞品が「日本への旅行」で、それが唯一の来日経験だそうだ。いくら堪能と言っても、所詮は片言程度だろうと高をくくっていたら本当に日本語べらべらでびっくりした。「ってゆーか、そっちじゃないじゃん?」とか普通に使う。おまえ本当に日本で暮らしたことないんかい!? もちろん敬語も完璧で、僕らに対しては敬語、純さんに対してはタメ語と使い分けるのだ。すごっ! 天才っ!

究極韓国家庭料理の店13:00ここらへんから地名やら地理感覚が相当怪しくなってくるので、観光の参考にしようと思っているならやめた方がいい。僕の記憶が確かなら、まずは仁寺洞(インサドン)で飯を食ったはずだ。観光客ではとても入る事が出来なさそうな、いかにも地元民しか利用しなさそうな古びた家庭料理の店である。残念ながら名前はわからない。ビクビクしながらボエちゃんの後についていっただけだから……。涼しい顔で料理を注文する純さんが恨めしい。昨日のサンギョプサルも美味かったが、ここの家庭料理の美味さはそれを遥かに凌駕している。なんて美味さだ……。例によって2〜3品しか注文していないのに、山のような付け合わせの料理が出てきて腹一杯になった。食ったのはメインがチヂミ(韓国お好み焼き)、それにチゲ(鍋っていうかスープ)が3つ。ご飯をよそう鉄製のお椀がとても可愛くて「これは絶対お土産で買おう」と思った。お店では予めこの鉄製のお椀にご飯を入れ、たくさん保温器に入れておくのである。ご飯を食うときはお椀を手で持たない。日本風にお椀を持ち上げて食うのはお行儀が悪いとされている。あと面白かったのは不思議な緑色の爪楊枝。残飯を豚が食ったりしても内臓が傷ついて死なないように「でんぷん」で出来ている。飲み込んでしまっても溶けるという寸法だ。

ボエちゃん可愛いー!純さんどけー!食事の後は南山コル韓屋村(ナムサンコル ハノクマウル)という所に徒歩で行ったはずだ。多分。あるいはコリアンハウスのどっちかにいったはずだ。どっちかわかんない。韓国の伝統的な建築物(約600年前のもの)が当時のままに保存されている。うーん、これぞ観光。昨日は見られなかった韓国っぽさを堪能した。欧米人が浅草で日本を感じるのと同じ心境なんだろうと思う。だだっ広い広場ではたまに結婚式の記念撮影が行われており、それを発見したら「チュッカ ハムニダ!(おめでとう!)」と声をかけるのがお約束らしいのだが、あいにくの雪模様でそれは見られなかった。代わりにボエちゃんの笑顔を撮影。

名前もよくわからない通り(韓国の伝統的な建物を模した店が密集してる)を歩いているとき、「そうそう、なんで韓国人って自分の国のこと韓国って言わないの? みんなウリナラ(私たちの国)って言うよね」などと話していたら、ナイスタイミングですごい名前の店を発見した。その名も『ウリナラ マンセー(我が国万歳)』 笑。さすがのボエちゃんもこれには苦笑していた。韓国人が見てもこっぱずかしい名前らしい。

本当は撮影禁止…18:00西大門(ソデムン)で『NANTA』というノンバーバルパフォーマンスを見る。韓国伝統音楽のサムノリのリズムを取り入れた打楽器オンリーのライブで、せりふなしでもストーリー展開がわかるように工夫されており、大人から子供、外国人まで楽しめる。とても面白かったが客いじりがかなり頻繁に行われるので、指名されてステージに引っ張り出されやしないかと冷や冷やした。冷や冷やしないでワクワクしろよ自分、という感じだが。

新村の飲み屋『東学』20:30ボエちゃんが通う梨花女子大学校のすぐそば、新村(シンチョン)は学生がたむろする飲み屋街だ。土間と土壁、茣蓙がすごい雰囲気を醸し出している『東学』という名の飲み屋に連れて行ってもらった。メニューはもちろん全部ハングル。日本語が通じるような半端な店ではなく、かなりコアな学生飲み屋だ。うれすぃ。ここで日本の嘘情報をボエちゃんに吹き込みまくった。いくら日本語が堪能とはいえ、たった1回の旅行でしか日本に来た事がないボエちゃんには、どれが本当でどれが嘘なのかはわからない。「日本では美味しい料理を食べたら、おいすぃぃいいいい!!! と絶叫しないと失礼」「目上の人に対してはまず、つーかどこ中? と聞くのが正式」

ボエちゃんの日本通ぶりもすさまじく、僕らよりもよっぽど日本のドラマをよく見ている(もちろん吹き替えなし)。『ロンバケ』『ラブジェネ』『ヒーロー』『踊る大捜査線』くらいは当たり前。小説も『冷静と情熱の間』など、翻訳版ではなく原文で読み込んでいる。全くすごい子だ。こんなすごい子が、純さんと出会うまで日本人の友達が一人もいなかったと言うのだからもったいないったらありゃしない。今すぐ日本で就職できるよ。いや本当。

24:30相方がべろべろに酔っ払ってしまったので、路上に放置して帰宅。いやー今日は、と言うか今日も飲んだ飲んだ。次から次へと酒を注文する僕らに、店員が目を丸くしていたのは気のせいではない。ヨギヨー! トンドンジュジュセヨ!(すいませーん!トンドン酒ちょうだい!)「うわ、またかよあの日本人ども!」みたいなね。ああ、二日酔いになりませんように……。

おまけ写真


今日覚えた言葉。「ボエ ヌン キガ クゴ ナルシナグニョ」ボエさんは背が高くてスレンダーですねえ。「チャッカマンニョー」ちょっと待っててね。「クーモリ チョアヨ」その髪、いいね。「オットケー」どうしよう。「クェンチャナヨー クェンチャナヨー」いいよいいよ〜。「コンベ!」乾杯!

つづく。

2002年12月15日

韓国旅行記 3日目

10:00起床。おお、今日もまた快調だ。昨日相方が潰れ、ボエちゃんも潰れたほど飲んだのに、僕は全く二日酔いになってない。韓国に来て無限に酒を飲める力を手に入れた!

ロッテワールドのメインキャラ  しょぼっ今日はスナの家にお呼ばれして昼食をご馳走してもらう事になった。純さんもまだスナの家には行ったことがないそうだ。まずはロッテワールドのそばのロッテリアで待ち合わせをする。僕はこっちに来て以来、韓国料理の虜になってしまって毎日でも食い続けたいと思っていたのだが、相方は根っからのジャンクフード好き(ジャンキー(?))なので、「もうそろそろハンバーガーとか食べたい」などと弱音を吐いていた。「韓国人は焼肉ばっかり食っている」というのは誤った認識で、全部平均してみるとほとんど野菜ばっかり食っているという感じである。最近韓国人にも太っている人が増えてきたと言われているが、それはファーストフードの普及のせいである、という人もいる。どう考えてもハンバーガーより韓国家庭料理の方が健康的だ。

待ち合わせまでに時間があったのでロッテデパートの中を少し歩いた。アイドルショップのような店のポスターに驚く。ぶっさいくでセンスの欠片もない男性アイドルグループのポスターだ。聞いてみると韓国ではとても人気があって、日本で言えばスマップみたいなものなのだという。本当かよ……。スナ宅に手ぶらで行くわけにもいかないのでケーキを買うことにした。ケーキ屋の女性店員は、まるで喧嘩を売っているかのように怒り口調で注文を聞く。多分丁寧な敬語を使っているのだろうが、口調だけから想像すると、「ああ? これか? これでいいのか? さっさと決めろよこのヴォケがぁ!」と言っているように感じる。店員のぶっきらぼうな口調は韓国では当たり前なんだそうだ。ほどなくしてスナが現れた。タクシーでスナ宅へ向かう。

スナ宅 すげーーーー13:00頃スナ宅到着。ソウル郊外にある新興住宅地で、今正に高層マンションがどかどか建ち始めている地区だ。スナは24階建てマンションの21階に住んでいる。中はまるでドラマのセットのように広くて綺麗でセンスが良くて、スナのハイソサエティぶりを物語るものだった。しかも賃貸ではなく分譲。まいりました。僕らが到着すると、スナと2人暮らししている妹のウミが出迎えてくれた。「ウミ ヌン キガ クゴ ナルシナグニョ(ウミさんは背が高くてとてもスレンダーですね)」という覚えたばかりのセリフにぴったりの人だった。元モデルで、今は服のデザイナーだそうだ。なるほど。スナとウミが2人で料理を作り始める。異常に手際がいい。普段から料理を作り慣れてるのがすぐわかる。30分くらいでテーブルに乗り切らないほどの料理が出来上がった。

スナ&ウミの手料理またこの料理の美味いこと!! 今すぐお店を開けるよ、というくらい美味い。韓国の女の子はみんなこれくらいの料理を作っちゃうものなの? と聞いたらスナは「こんなに上手いのは私たちだけ」、ウミは「韓国ではみんなこれくらい作れます」。どっちゃねん。女性に限った話しじゃなく、日本人も自信を持って自国の料理を外国人にふるまえるように料理の腕を磨かねばならん。僕なんか玉子焼きくらいしかご馳走できないよ……。玉子焼き、日本料理じゃねえし。腹いっぱいまで食ったがさすがに4人では食べきれなかった。もったいない。全部お土産にしたいくらいだった。

アンダースン 1にて夕方までまったりした後、先日行った『アンダースン 2』の1号店『アンダースン 1』に飲みに行く事にした。つーか毎日飲んでばっかり 笑。純さんは日本の商社の韓国支社で働いているのだが、仕事が終わると韓国語学校にも通っている。そこで知り合ったネイスンというアメリカ人がここで合流した。身長190cm体重100kgの巨漢で胸毛と腕毛が豪快な、アンドレ・ザ・ジャイアントみたいな男である。でも純さんよりも年下なので、年功序列が厳しいここ韓国ではパシリ同然の扱いとなる。「おい ネイスン コーラ買って来い。おまえの金でな。でもお釣りは寄越せよ」みたいな 笑。それはさすがに言いすぎだが、とても温厚で優しい男ですぐに打ち解けた。

先日も書いたとおり、韓国では洋酒がバカ高い。日本の普通の居酒屋で3500円で飲めるジャックダニエルが、ここでは15000円する。しかしネイスンと一騎打ちで返杯返杯を繰り返しているうちにあっという間にボトル数本が消えていった。その後カラオケに移動して二次会となったのだが、そこでも例のアレ(お互いに杯を満たし、一気飲みした直後にワンショットグラスをテーブルに叩きつける飲み比べ)をやった。残念ながら僕はこれ以降の記憶がない。とても食べたかった『スンデ』という庶民料理を屋台に食いに行ったらしいのだが、全く覚えていないのだ。一応みんなが言うには、歩けるくらいに意識はしっかりしていたらしいのだが……。ああ、二日酔いになりませんように。

おまけ写真


今日覚えた言葉。「クレソ」それで。「クッチマー」でも。「クィヨップダ」可愛い。「クロニカ」だから。「チョー」ええ〜。「チンチャー?」マジで? 「オッパ」(女の子が男に対して)お兄さん。「ヒョン」(男が男に対して)兄貴。「ピョンテ」変態。「マウミー アパヨ」心が痛い。

つづく。

2002年12月16日

韓国旅行記 4日目

10:00起床。おお神よ。ついに私を見捨てたのですね。つーかさすがに一人でボトル2本近くもあければ二日酔いになるのは当たり前。いくら韓国料理が二日酔いになりにくいといっても限度ってものがある。ひどい頭痛と吐き気で一歩も動けない。今日はお土産購入にあてようと思っていたのだがどう考えても無理だ。仕方ないので純さんと相方だけで買いに行ってもらって、僕は飛行機の時間ギリギリまで寝させてもらった。不覚。そういうわけで本日は写真がない。

お土産はチゲ用の鍋、韓国特有のステンレス製の箸とスプーン、ご飯をよそうステンレス製のお茶碗、キムチ、柚子茶、枕(?)、携帯ストラップ、焼酎、甥っ子姪っ子の服、韓国海苔などを買った。金額的には大したことない。

16:00空港に向けて純さん宅を出発。バスで猛烈な吐き気に襲われるも堪える。17:00空港着。搭乗手続きを済ませ、空港内のレストランでスープを飲む。韓国人のウェイターが日本人に話しかけられ往生していた。純さんがスラスラと通訳してウェイターにお礼を言われている。18:00純さんとしばしのお別れ。本当にお世話になりました。19:10飛行機が日本に向けて出発。21:30成田に到着。22:00往きに駐車場に乗り捨てておいた車に乗り込み、東京に向けて出発。駐車場代は6000円ほどかかったが、あの頭痛と吐き気に耐えながら電車に乗るのはほぼ不可能と思われた。車で来て良かった。23:00自宅に到着。相方はこの時間からさらに青梅まで電車で帰る。さすがに荷物を持っていくのはきついとの事で、うちに置いていった。24:00就寝。泥のように。

韓国メモ

■今回一番驚いた事。「ホモとかじゃなく男二人が普通に個室トイレに入る」 日本でも連れションという習慣はあるが、さすがに個室に二人で入る事はない。韓国では仲のいい友人だと当たり前の行為なんだそうだ。女同士、男同士で手をつないでいたり肩を組んでいるのもよくある。僕なんかは日本人の中でもとりわけスキンシップを好まない方なので、彼らのベタベタぶりにはとても驚かされた。

■酒の席ではいろいろと決まり事がある。「目上の人に注いでもらった酒は顔を少し背けて飲む。正面向いたままだと失礼」「手酌厳禁」「酒を注ぐ者、注いでもらう者、ともに片手でやってはいけない。必ずもう片方の手を添える」「注ぎ足し厳禁。杯が空になってから注ぐ」「注いでもらった酒は必ず口をつけてからテーブルに置く。飲まずに置くのはとても失礼。出来れば一気飲みして置くのがよろしい」「注いでもらったら必ず返杯する」「誰かが杯に口をつけたら周りの者も一斉に飲む。一人きりで飲ませるのはよろしくない」日本と似たようなものもあるが、年齢をとても気にする韓国らしく、顔を背けるというのが面白い。

■路上でとにかく人とぶつかる。韓国人は避けるということをしない。後ろからもガンガンぶつかってくる。しかしそれが原因で喧嘩になるような事はほとんどない。年齢を気にして、目上の者には必ず敬語の韓国人なのになんか矛盾していて面白いと思った。

■日本人の英語は全く通じないと思って間違いない。これは単に日本人の英語の発音が下手くそなのが原因。韓国語は日本語よりも母音がたくさんあるので、英語の発音は比較的上手いのだった。ただ、彼らにもどうしても発音出来ない音というのはある。ZA(ザ)はJA(ジャ)に、FU(フ)はPU(プ)に、TSU(ツ)はCHU(チュ)になってしまう。

■食事の時にほとんどビールを飲まない。彼らの食事時の酒は焼酎と決まっている。ビールはバーなどアルコールオンリーの席で飲むものという認識らしい。

■地下鉄(ソウルはほとんど地下鉄しかない)車内でいきなり実演販売が始まる。これは鉄道会社とは無関係に行商人のおじさんが勝手にやっていることなのだが、電動シェーバーや靴磨きのクリームなど、およそ電車内で買う必要が全くないものを大声張り上げて売っている。車内の若い人は苦笑気味(侮蔑の表情も混じっている)で見ているし、そんなもん売れるんかいな、と思って見ているとこれが意外に年配の人に売れるのだ。買った人は手提げ袋もナシの剥き出しのまま電動シェーバーを持って帰っていた。不・思・議。貧富の差はかなり激しくて、全身ブランドで固めたマダムもいればこういった貧しい行商人もいる。

■南大門東大門の市場ではすごい高確率で日本人と見抜かれる。ここの日本人に対する呼び込みはかなり強引だ。袖を引っ張るくらいは当たり前。僕はシルバー好きを見抜かれて「まぼろしクロムハーツあるよ!本物本物!」と声をかけられまくった。本物と言ってる割には1000円とかで売ってたりするので笑える。「本物のシルバーで出来ている」という意味。

■男は総じてかっこ悪いが、女の子は非常にレベルが高い。特に芸能人はそれが顕著。K-POPの最新ヒットはどこか懐かしい感じがする。僕が気に入ったのはイ・ジョンヒョン。彼女は日本で言えば浜崎あゆみに相当する韓国のカリスマらしい。10年ほど前のジュリアナとかを思い出させる最新ヒット曲「アリアリ」。純さんに4thアルバムを買ってきてくれるようにお願いした。


一言で言うと、韓国最高。必ずまた行く。

2002年12月19日

多忙

■週3回午後から出社して友人と携帯で話したり私用メールを打ったりしてダラダラ過ごしたあげく、2〜3時間の勤務で料亭に遊びに行ってしまう、特殊法人に天下った元高級官僚くらい暇な事で有名な僕なんですが、さすがに年末だけは忙しいです。なんで年末って忙しいんだ? 不・思・議。

■『ゼルダの伝説 風のタクト』は素晴らしく面白いです。クリアしたらレビュります。

■今回の旅行記で少しでも韓国に興味を持った人は、その筋では超有名なノドン2号大韓紀行を是非読んで下さい。読むのではなく心で感じてください。Force with you.

2002年12月21日

買い物履歴

はいはい、君の予想通りゼルダ中なんで何も書かないの。自分メモとして最近の買い物記録だけつけておく。

BRAUN シンクロシステムロジック7630。シェーバーは誰が何と言おうともBRAUNが一番イイ。ずっと使ってたやつが調子悪くなったので最新のヤツに変えてみた。充電器にぶっ挿しておくとアルコール洗浄&消毒&乾燥してくれるらしい。でも洗浄ユニットが30回で交換なのでランニングコスト的にどうなの?って気はする。つーか今までだって洗浄してねえんだからこれもしなきゃいいだけの話か。

TheKingOfGamers RandomZELDA Tシャツ。ドンキーコングはどうでもいいけどゼルダは手が出ちゃうね。ツボ突きすぎ。あんまり初期ファミコンに拘らずに幅広いラインナップを揃えてほしいと思う。かといって「ときメモ」とか出されても困るけど。困らねえけど買わないし。

ビニーキャップ。これ、ダウンタウンの松ちゃんがかぶってたのを見て、「松ちゃんがイケるなら俺もイケるだろ」と韓国行き直前に買ったもの。綿100%だけど結構暖かい。

DVD『アキラ』『幻魔大戦』。大友繋がり。どちらも公開初日に映画館に観に行ったんだよねー。幻魔大戦は小説も読んだけどわけわからん。

PORTER フィールドのトートバッグ。自分用じゃなくてプレゼント用。

日立のVHS&DVDのコンボプレイヤー。これもプレゼント用。新婚家庭の必需品だな。もちろんHDD&DVDがいいに決まってるけど、それはいくらなんでもプレゼントとしては高価すぎ。


999.9(フォーナインズ)のメガネが予想以上に気に入ったので、もう1個買おうと思ってる。今度はセルフレーム。あるいはブロータイプ。フォックススクウェアが似合うのよ。悪いけど。


こっそり更新。無印良品(有楽町)の眼鏡も安くていいんだよね。度入りレンズ込み込みで1万円。パターンオーダー3万6千通り。これならいくらでも冒険できる。999.9だと5万円オーバーだし…。

2002年12月24日

クリスマス特集 わが街綾瀬

世間的にはクリスマスムード一色ってことで、毎年明石屋サンタを見るくらいしか能がない低所得層のブサイクで表情が暗い皆さんご愁傷さまです。僕もここ10年くらいは何もしてないです。クリスマスって何? 時給が25%アップするってこと? みたいなね。もう毛ほども何もしてないですよ。ただ僕には甥っ子がいますんで、先日「貴様にクリスマスプレゼントをくれてやる」と言ったんですよ。「服だな。貴様はダサい。俺様がかっこいい服をくれてやる」と提案したらこの甥っ子(5歳)、「俺は服よりお菓子がいい。お菓子たくさん買ってくれ」とほざくんです。僕は動物と子供には優しいですから「おう、よかろう。貴様が、もうこれ以上菓子を食うくらいなら死んだ方がマシ、というくらいたくさん買ってやる」と言ってやりました。そしたらこの甥っ子の母親(つまり僕の妹ですわ)ったら、「お菓子くらいあたしが買ってやるからアニには服買ってもらいなさい!」ですと。いやー、サンタさんが聞いたら場末の飲み屋街の路地裏で反吐を吐くような大人の裏事情ですね。やだやだ。

こんな素敵なファミリーが住むわが街を今日は紹介しようと思うんですね。僕が住んでるところは最寄駅で言うと地下鉄千代田線の綾瀬駅ってところなんですけど、まず交通の便が最高ですね。丸の内のオフィス街まで電車で20分です。丸の内に勤めてないから意味ねえけど。あと、有名どころで小菅拘置所ってのがあります。田中角栄とか、オウムの麻原とか、ロス疑惑の三浦とか、大物政治犯凶悪殺人犯とか有名なヤツは大抵小菅拘置所に収監されます。だもんで、そういう時は近くの道路にマスコミのカメラがすごいんですよ。ヘリとかぶんぶん飛びますし。ちょっとした芸能人気分が味わえます(?)。

拘置所のせいかどうかわかりませんけど、綾瀬って治安がすごい悪いんです。あなたの住んでる街では年に何回くらい殺人事件がありますか? 普通数年に1度とかですよね? 綾瀬は毎年っつーか下手したら1年に数回あります。この前なんかすごかったですよ。僕が毎日車で通ってる近くの道路なんですけど、通りに面してブランドリサイクルショップがあるんです。ヴィトンとかエルメスとか扱ってるヤツ。んで、そこの経営者がメッタ刺しにされて殺されたわけなんですが、翌日前を通ったら通りに面したウィンドーに血の跡がべったりついてるんです。血の跡っつーか手形ね。ちょうどお相撲さんが色紙にやるみたいに。殺された経営者の手形なんでしょうね。ええ、不思議な話ってあるもんですねえ…、とか稲川やってる場合じゃないですね。すいません。他にも挙げていったらキリがないくらい凶悪な殺人事件が頻発してます。あと駅前とかだと若い女性がワンボックスカーで拉致られてアキレス腱切られて山中に放置とか当たり前のように起きてますね。ちょっと注意が必要です。

いい話もしないとね。隣の駅は常磐線の亀有ってところなんですけど、ここはかの有名な「こちら亀有公園前派出所」、いわゆる「こち亀」の駅です。作者の秋元治さんとか普通に綾瀬にいますよ? 駅前の喫茶店でネーム描いてるところとか目撃したことあります。だからなんなんだって話ですけど。

最近だと放火とか流行ってて、かなりスリリングです。やっぱ火事と喧嘩は江戸の花ですよねー。ま、江戸ってのは荒川を越えない範囲なんで、北千住までだって話ですけど。それはいいとして放火ですよ。すごいですよー? 何年か前には材木屋が燃えましてね、僕んちから火柱が見えました。上空50メートルくらいまであがってましたね。すごかったです。材木屋の回りに置いてあった車は半径30メートルの範囲で全部溶けてました。はっはっは。

ま、なんだかんだ言っても住めば都で素敵な街なんです。駅前の焼肉屋「一龍苑」に常駐してますから、会ったら声かけてください。無視するけど。

2002年12月25日

学習意欲わいてます

僕の希望としてはこのサイトは「俺様買い物記録&ウンチク垂れまくりサイト」にしたかったんです。前にもちょっと書いたことがありますけど、雑文コンテンツのタイトルにしてある「Buy or Die」ってのは正にその事なんですわ。でも気付いたらいつのまにか着メロと日記のサイトになっちゃっててどうしよう? などと皆様の判断を仰いでみたりしてすいません。

以前アンケートをやった時に、このサイトを読んでくれてる皆様は結構年齢層が高いという事がわかりました。言い換えれば30過ぎのつるっぱげ野郎と、首の下の皮がたるんだおばはんばっかりという事であります。皆さん、今こそ勉強したいとか思いません? 何故に我々は中学、高校、大学と遊び呆けていたのか? 今学校に通う事を神が許し給うたなら、私は全身全霊を傾けて勉学に勤しむことが出来ると思うのです。と思い立ったが吉日という事で、さっそくテキストを購入いたしました。『プログレッシブ単語帳 日本語から引く知っておきたい韓国語』『日本語変換ハングル辞典』『マンガで韓国語がしゃべれる―すぐ使える文例集』『まんが ハングル入門―笑っておぼえる韓国語』『旅行フレーズで学ぶ韓国語超入門』『チョンマルブック―ハングルバージョン』『チョンマルブック』『イージーハングル』『超簡単まんがハングル―明日から使える韓国語』『韓国語の散歩道―ほんとうに初めての人の韓国語』『耳で覚えるはじめての韓国語―CDブック』『CDブック 耳で覚えるはじめての韓国語単語集』『しっかり学ぶ韓国語―文法と練習問題

Amazon本当に恐いです。気付いたら普通に13冊とか買ってるし……。でも絶対無駄にはしたくないっつーか、本気で韓国語覚えたいのでしっかりやるつもりです。チョナン・カンくらい。なんか来年の目標が出来て嬉しい感じ♪

2002年12月26日

高校教師

春の木漏れ日の中で君の優しさに 埋もれていた僕は弱虫だったんだよね、でお馴染みアニです。こんつわ。なんか1月から新しい『高校教師』が放送されるみたいで、最近番宣兼ねて夕方に再放送やってんですよね。営業車の車載テレビで見ております。懐かすぃ。桜井さん最高。

僕一応教育学部だったんで、職業の選択肢としては教師ってのも有り得たんです。ま、教職課程履修しなかったんで選択肢もクソもないんですけど。まわりから「おまえは教師向き」とか言われたりして、その気になったこともチラリとはありました。元女子高生の友人から、実にまあ教師を好きになる生徒が多いって事も散々聞かされてました。しかもどんなぶっさいくでも若ければそれなりに人気が出るとか、実際教師と付き合ってる子がたくさんいるとか、妄想膨らませるには充分な情報が耳に入ってたわけです。ぽわわわわ〜〜〜ん

「先生、なんでちゃんと話を聞いてくれないの?」「おまえみたいな小便臭いガキに興味はないんだよ」「私……、もう大人なんだよ……?」ぽわわわ〜〜ん。「卒業するまで卒業するまでって、もう聞き飽きた。先生は私が卒業すれば忘れると思ってるんでしょ? 私は絶対変わらないから」ぽわわわ〜〜ん「電話もしちゃダメなの? どうして? 嫌いなの?」ぽわわわ〜〜ん

敵を知り己を知れば百戦危うからず。現実は多分こうです。

「つーかちゃんと話聞けよ。あんたバカにしてんの?」「おまえ先生に向かってその口のききかたは……」「本当あんたって説教臭いよね。うちらさー、マジあんたの事うざいと思ってるわけ。教師ヅラすんのやめてくんない? 教師ヅラっつーか、ヅラ取れよ」どよどよどよ〜「女子高生らしく女子高生らしくって、もう耳タコだっつーの。イマドキあんたが考えてるような女子高生なんていないんだよ。あんたいつの時代の人? 稲作伝来してる? まだ狩猟?」どよどよどよ〜「誰があんたにメールなんかするかっつーの。しかも何そのメアド? blackangel@docomo.ne.jpだって、ぷぷぷ。笑わせるのはヅラだけにしろよなバーカ」どよどよどよ〜

そして身長157cm、体重89kg、あだ名は「トド子」から3年間で唯一のバレンタインチョコを貰うと。トド子卒業後2年目に二人は結ばれ、8人の子宝に恵まれると。その後居酒屋でバイトしていたトド子はホスト崩れの男にシャブ漬けにされて失踪。トド子がいつのまにか借りていたヤミ金融からの取り立てが毎日学校まで押しかけてきて辞職、夜逃げ。父1人、子8人の逃亡生活の後、末娘がハロプロ所属の売れっ子アイドルになり生活は急激に楽になる。娘が稼いだ金を全て酒とギャンブルにつぎ込むダメ父を週刊誌がスキャンダラスに報道。同情からますます人気上昇する娘。ついには娘を思う心から姿を消す僕。40年後、北九州の鉄工所で旋盤操作を誤り両腕切断。娘との涙の再会。巨万の富を得ていた娘は父のために最高の技術を駆使した義手をプレゼント。しかしその2年後、義手を抱いたまま安らかな笑顔で天国に召されたのでした。めでたしめでたし。

2002年12月27日

小物買い記録

N504is

DoCoMoショップでN504isに機種変した。色はプラネットブルー(黒に近い)。N504i購入から半年しか経っていないため定価販売となる。充電器不要を告げ、DoCoMoポイントを消化しても4万円オーバー。電話もかけられるデジカメだと思えばなんとか許容範囲内かな。ちなみに新規だと2万5千円くらい。やはりまだまだ乗せ換え技は有効みたい。いまやカメラが付いていなければ携帯電話に非ず、というくらいカメラ付き普及してきてるねー。J-phoneのカメラ付きも持ってるんだけど全然使ったことないよ。ヤプースでも借りるべきかしら。

1977年オープン、実に開店25周年となる渋谷『バックドロップ』でニットキャップTシャツジップアップパーカを購入。パーカ何着目だろう? 数え切れん。しっかし、アメカジ最後の砦も今はネット通販やってんだね〜。ちょっとびっくりしたよ。僕が買い始めてから18年。老舗と言われる明治通りのスラップショット、レッドウッド、通りの名前(プロペラ通り)にもなってる裏原宿のプロペラですら、ここに比べればひよっ子扱いのトゥルーアメカジキング。毎年新しいデザインが出るHEWITのスタジャンや、VANSON関係では他の追随を許さない。今年はディズニー公認(!)のレゲエミッキーTシャツを出したのが結構話題になってた。老舗の看板は本当伊達じゃないね。サイトデザインがイマイチでも全然許せるよ。女子の皆さんは売り切れる前にミッキーTシャツ買っておきなさい。


ゼルダはもうちょっとでクリアかなー。でも韓国から純さんとボエちゃんが来るのでやってる場合じゃないっぽい。

2002年12月29日

2002年僕的10大ニュース

アンニョンハシンゲラ!(ここで韓国人爆笑) 2002年もつつがなく終わりそうです。皆さんいかがお過ごしでしょうか。あいも変わらず鼻糞同然の人生送ってますか? 欲求不満の繰言並べ立てる前に、恵まれてないのは自業自得だということに気付けば今より少しはマシになりますよー。さあイヤミはこの辺にして、昨年に続いて「今年の僕的10大ニュース」。

拉致問題進展
日記では全然取り上げてないんだけど今年一番考えに考えてた事。とうとう何も書けずに終わった。「拉致があったっぽい」ってのは昔から日本国民全員思ってたはずなのに、嘘つき社会党の誤魔化しと朝鮮総連への配慮(というより恐怖?)から何もしてこなかった、できなかった日本っていう国のだらしなさが本当に情けない。歴史を省みて朝鮮半島に対する謝罪の気持ちを持つ事も大切だと思うと同時に、謝罪すべき相手が間違った事をしているならそれに対してははっきり異議を申し立てる事も大切だと思い知った。これは僕の個人レベルでの「韓国に対する接し方」にも大きな影響を与えた。韓国は大好きだけど、「おまえら、それは違うだろ?」と思う事は堂々と意見したい。そして僕が死ぬまでには北も南も関係なく、意見を言い合えるようになればいいなと心から思う。北の独裁もいつかは必ずついえるのだから。

W杯日本健闘
WEB日記を書いてる人たちも6月はW杯一色だった。僕はこれからも4年に一度、W杯の時だけ異常に盛り上がる人であり続けるだろう。つーか4年後は日本出場できるのかな? 無茶苦茶怪しいよね。

食品偽装表示事件頻発
もうなんていうか、何も信じられないって感じで。いや、よくよく考えると最初から信じてなかったような気も。よくラーメン屋が「黒豚トンコツ」とか謳ってたりするけど、あんなの絶対普通の豚だろとか思いつつ食ってるしね。関係ないけど、『おもいっきりテレビ』とか『あるある大事典』でやたらと特定食材の健康効果を特集するでしょ。アレ意味ないよねー。要するにほとんどどんな食材でも何らかの健康効果があるって事なわけで、まんべんなくいろんなもの食ってればいいだけの話だし。特集組んだ翌週だけ「しいたけ」がバカ売れしたりして本当意味ない。

株価超低迷
やっぱ不景気だなーと一番感じるのは株価見た時。でもね、ある経済評論家が言ってたのを僕はしっかり覚えてるよ。「今1万2千円ですけど、これが1万円切ったら日本経済は崩壊しますよ? まず銀行の決算が出来なくなる。そうしたら倒産の嵐です。終わりです」って。実際今8千円台でしょ? だけど日本経済が崩壊したっていう感覚はまるでない。確かに倒産増えてるけどさ、こんな平穏な状態を「崩壊」と称するならこの先何があってもとりあえず飢えて死ぬこたぁないなという楽観が生まれるんだけど。ただ、失業率とともに犯罪発生率があがってるのはちょっと気になる。そんで犯罪検挙率がぐんぐん下がってるのも気になるね。「日本の警察は世界一優秀」なんて言葉は今は昔だ。

道路交通法改正
これは僕の仕事上とても重大。正直、ビールちょっと飲んで運転ってのはありえるからね。今まで何回かアルコール検査でひっかかって、ちゃんと数値取ったらギリギリセーフっていう事が何度かあった。それがこの改正のせいでほんのちょっとでもアウトになるっぽい。しかも罰金は驚愕の30万円(最高で)。「今日は車だから1杯だけで我慢」ってのは確実に思うようになった。実際この法律のおかげか、交通事故死者はかなり減ってるんだよね。いい法律だったかも。でもこういう規制ががないとべろべろに酔っ払うまで飲んで運転してしまうバカがいるって事がそもそもおかしいんだよ。なんでそこまで飲んじゃうかね?

ボブサップ旋風
今年の格闘界は本当熱かった。それも全てサップのおかげ。でもテレビ出過ぎだね。すぐ飽きられちゃうからもう少し露出おさえてほしい。最近K-1の放送でよく言われてる「ボブサップはK-1を破壊する」っていうフレーズ、あれは僕が一番最初に言い出したんだい!とダダをこねさせてもらいたい。それより先に言ってた人いましたらごめんなさい。

ゼルダ発売
ここからごく私的なニュース。ゲーム関係はこれに尽きる。僕の中では今年1番のニュース。まだクリアしてないのでレビューは来年に。

新PC購入
なんだかんだで50万近くつっこんでんだよね。今年一番の高額ショッピング。動画編集とか3Dグリグリゲーム(FF11ね)って本当に高スペックが必要なんだとわかったのが収穫。逆に言えば動画編集や3Dゲームやらないなら鼻糞PCで十分。あとWinXPが意外と気に入った。

韓国に行ってきた
今思うと本当に何の計画も準備もなく行ってしまったことが悔やまれる。次に行く時はある程度韓国語覚えて、自力でいろんなところに行ってみたい。そうしたい!と思わせるものが韓国にはある。でも中国の上海とかも行ってみたいかも。アジアばっかしな。

四谷学院の女の子ブレイクせず
どこ行っちゃったんだよ……。「絶対ブレイクする」っていう予言がはずれて、実はかなりショックを受けていたのだった。芸能ネタでは宇多田ヒカルの結婚より僕にとっては重大ニュース。アホか。

そいじゃまた来年。アンニョン!



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