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2003年04月24日

DVD職人への道 3

マニアックな話題ですいません。動画関係です。

ドラマをキャプチャして、CMカットして、民生用DVDプレイヤーでも視聴できるように焼こうと悪戦苦闘していたのを何度か書いたんですが、最大の問題はMPEG編集ソフトとオーサリングソフトが糞すぎてまともに作業できないという点にありました。以下、従来ソフトの糞仕様リスト。

  1. そもそもアプリケーションとしての安定度が最悪で、OSがなんであれ作業中頻繁に強制終了を食らう(死ねよ)
  2. ファイルインポート機能が貧弱で、少しでも規格に合わないファイルをインポートすると数時間の努力が水の泡になる(予告なしの強制終了)
  3. MPEG編集時に、レスポンスが遅すぎて(Pentium4 2.53GHzでも全然足りない!)狙ったシーンにたどり着けない。しかも秒単位ですら時間を直接指定してフレーム編集が出来ない。ものすごくアバウトで操作性の悪いトリガーをアナログ操作しなきゃいけない
  4. 既にエンコード済みのMPEGファイルを編集(CMカットなど)すると、あろうことか全体を再エンコードしやがるので画質が著しく劣化する(アホか)
  5. 再エンコードによって画質は劣化しているくせに、ファイルサイズはむしろ肥大化しやがる(ありえない)
  6. ほとんどのソフトがPCMオンリーでAC3(ドルビーデジタル)をサポートしていないので、音声のせいでファイルサイズが異常にでかくなる
  7. DVDメディアの最大容量は4.7GBあるはずなのに、なぜか4GB以下のファイルしか書き出せない。そのせいで約1時間半しか作れない。ドラマ2本を1枚に焼けない
  8. オーサリング時のカスタマイズ性が低すぎて、死ぬほどダサいテンプレートでしかメニューを作れない(そんなもん作るくらいなら死んだ方がマシ)

もう何から何までダメです。終わってます。どれだけ時間をかけようともまともなDVD-Videoは作成出来ません。僕もあきらめてました。しかし、しかし! ついに出たんですよ。安定してDVD-Videoが作成出来るソフトが!

MEPGエンコーダで有名なペガシス社製、TMPGEnc DVD Authorは、間違いなく現時点最強のDVD-Video作成ソフトと断言出来ます。特に、「無駄に再エンコードしない」「ソーフファイル4.7GBギリギリまで作成できる」「MPEG編集時のレスポンスが非常に良好」の3点は特筆に価します。編集機能自体は実は貧弱なんですが、僕がやるのはCMカットくらいですから、シーンの切り替え時にエフェクトをかけたりとか余計な機能は別に必要ないんです。基本がとにかくしっかりしているという印象ですね。今のところ強制終了も一度も食らってないし、無茶苦茶な規格で録画してあるMPEGファイルもすんなりインポート出来てます。とりあえず現状でも十分という気がしますが、今後はこの路線をしっかり踏襲して、どんどんオーサリング機能やMPEG編集機能を充実させていってもらいたいソフトです。ちなみにMPEGエンコーダとDVDメディアへのライティング機能はないので、それは別のソフトを使う必要があります。

というわけで、「MTV1200HXなどのテレビキャプチャボードでテレビ番組をMPEGダイレクトキャプチャし、それをCMカットして、そこそこ洒落たメニュー画面を備えたDVD-Videoを作成し、韓国に住んでいる友人に送って日本の人気ドラマを見てもらおう」とか思っている人は絶対買いなさい。(俺しかいねえよそんなヤツ)


追記。今まで10時間はゆうにかかっていたDVD-Video作成時間が大幅に短縮されました。理由は再エンコがないのと、レスポンスのよいフレーム編集のおかげ。ドラマ2時間分だと平均して編集に20分、オーサリングに10分、DVDフォルダ作成に15分(!)、ライティングに40分 20分、合計約1時間半 1時間ちょいで1枚のDVDが出来上がります。これはやったことがある人にしかわからない驚異的な速さ。出来上がったDVDの画質音質は、ともにソースファイルと同レベルの素晴らしい仕上がりです(再エンコしてないんだからある意味当たり前ですが)。さーこれでバッシバッシDVDが作れるぞ。待ってろよこんちくしょう!



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