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2003年04月03日

熱い舞台挨拶と寒い客席

今朝スポーツ新聞読んでたら『黄龍 イエロードラゴン』という映画の広告が載っていた。脚本原案・主演 倉田保昭。共演 照英、宮本真希。んー失礼だけど、正直パっとしない。ただでさえそっぽ向かれてる邦画界にあって、この話題性のなさはどうしたもんだろう。倉田プロ率いる倉田保昭さんが構想5年で(多分相当私財を投げ打って)完成させた、血と汗の結晶らしいんだが、封切館は銀座シネパトス一館のみ(!)。シネパトスって、知ってる人は知ってるだろうけど銀座のはずれにあるちっちゃい地下の映画館で、なんとなく地下鉄の便所を連想させるパっとしない所である。ベテラン倉田さんの役者人生全てを賭けた意欲作がこの扱い……。

で、一番気になったのは舞台挨拶。公開初日の上映終了後に主演の倉田さんと宮本さんが出てくるの。もうこれを考えるといてもたってもいられない。ケツがむずむずする。狭いシネパトスに二人が颯爽と現れた時、客席がガラガラだったらどうすんだ! 映画を見るためじゃなく、前日の深酒が抜けきってないため休憩の意味で映画館に入ってきて半分寝てる不良営業マンとか、置き引き狙いで入ってきたのに異常に観客が少なくて仕方なく映画に見入っちゃった住所不定無職58歳の女性とか、そんなんがパラパラ座ってるだけだったらどうすんだ! もう想像するだけで顔面蒼白。動悸、息切れ、眩暈。耐えられない。客席を見回して落胆する倉田さんと宮本さんの顔を思い浮かべて胸が張り裂けそう。

そんなわけなので、これを読んだ人は一人でも多く舞台挨拶に行くように。僕は無理。仕事あるし。あと倉田さんって誰だか知らないし。


追記(4月6日)。舞台挨拶は立ち見も出る盛況だったそうです。杞憂。



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