
僕がインターネットを始めたのは(誰か「インターネットを始める」という無茶苦茶な日本語に代わる、何か良い言い回しを教えてください)、1999年の初頭と比較的遅い方でした。パソコン自体は1981年頃、NECのPC-6001でBasicなんかを覚えたりして結構早くに手を出していたんですが、途中DOSのあたりで興味を失くして全然PCに触らなくなり、ン年後にいきなりWindowsとインターネットに出会って面食らったものです。大昔、PC-6601という機種は「テレビパソコン」なんて言って売られていまして、メーカーがこぞって「マルチメディア」を指向していたのを思い出します。ゲーム機なんかもそういう試みが盛んでした。しかし「マルチメディア」を目指したものたちは悉く敗れ、単機能型のものだけが生き残ったのでした。僕は思いましたよ。ああ、マルチメディアなんてものは幻想だ。何年経ってもPCは計算機にしかすぎず、生活の全てにPCが食い込んでくるなんてことはあり得ないと。
今思えばメーカーさんたちはちょっと気が早すぎたって事なんですけど、とにかくこれほどまでにPC(とインターネット)に依存した社会が出現するとは夢にも思いませんでしたね。次期プレイステーションはAV家電の真ん中に居座りそうですし、「まだまだそれは時期尚早だろ」と思っていた冷蔵庫をはじめとするインターネット白物家電なんかも数年後には自然に家の中に溶け込んでいるかもしれません。ここらでちょっと、自分の中でどれくらいインターネットとPCが生活に侵食してきているのか書き留めておこうと思うのでした。数年後に読み返してみて「ああこの時代はこんなだったんだなあ」と思えるように。長くなりそうだけど。
1日としてネットで調べ物をしない日というのはないですね。と言ってもインターネットが無かった時代を考えると、今調べている事というのは大抵は「アイドルの生年月日」とか今調べなくても別段困らない事だったりするわけで、便利だなと思う反面その依存性に余計な時間を取られているようにも思います。
僕にとってはこれが一番大きい変化だと思います。買い物に出かけると言う事がほとんど無くなりました。Amazon.co.jpの使い勝手の良さは一度利用してしまうと後戻り出来ません。今では「服とか食べ物とかジュースとか(!)もAmazonで買えれば便利なのになあ」と思うほど。でもまだまだ現実の店舗に行かないと買えないものというのは多くて、そういうものは買う機会がどんどん減ってきました。ネットで売っていないものは買わない、という本末転倒が起こってます。
僕はCanopusのMTVシリーズを使っているのですが、メーカー製のパソコンにはTVチューナー&録画機能がついてるものが多くなってきましたし、AV家電であるHDD/DVDレコーダーにはネット機能がついて、PCとAV家電のボーダーがあいまいになってきました。PCでTVを録画したことがない人はテレビ王国というサイトに行ってみてください。番組表に予約という文字があると思います。これはIEPGと呼ばれるもので、クリック一発で予約録画が出来る機能です。TV雑誌を買って手動で予約録画をしていた時代とは隔世の感があります。
TVからちょっとズレますけど、ニュースをWEBで仕入れる事も多くなりましたね。高い金払って新聞を購読する必要が果たしてあるのかって気がします。
その便利さを一番実感できる分野です。主に買い物したときの振込などに使うんですが、せっかくネットで買い物したのに、振込のためだけに外に出かけたら意味がないですしね。あと僕は緊急で相方にお金を借りたときなどに、ネットバンキングの振込で返したりします。さすがにそれはどうかと思いますが。
さらにみずほ銀行を利用している場合に限り、宝くじがネットで買えちゃいます。僕もジャンボ宝くじを買ってみました。くじ券が手元にないので「これちゃんとズルなしで抽選されてんのかなあ」という不安が若干ありますが、万が一当選したときには自動的に口座に振り込まれるので取りっぱぐれが100%ありません。僕も毎回300円の当たりくじを引き換え忘れたままになるのでこれはちょっと嬉しいかも。ある日気付いたら口座に2億円、というのを夢見てます。
電話投票というのは昔からあって、その会員(PAT会員)になるには倍率の高い抽選を突破しなくてはなりませんでした。今はJRAが積極的にPAT会員を増やしているようなので比較的簡単に抽選に通ります。僕が競馬に狂っていた時期にネットで馬券が買えていたらと思うと背筋が寒くなりますが、今は資格維持のためにごくたまに買うだけです(1年間に最低1回はPATで馬券を買わないと会員資格を失う)。
もはや携帯電話は通話端末じゃなくてメール端末と化してるわけで、普通の人にとってはこれが一番「生活にネットが侵食してる」状態なんでしょうが、僕の場合は友達いないので全然使いません。書いてて虚しい。
僕が紙に字を書くのは得意先に領収証を切るときだけと言っても過言ではありません。指の筋肉(握力?)が衰えたのか、字を書くという命令を指に伝達する神経回路が退化したのか、元々汚かった字がますますひどいものになってきてます。タイピングに慣れてしまうと、字を書くというのは本当に時間のかかる作業だと思うようになりますね。また、今こうして日記を書いてるように、ネット時代になってからの方が文章を書く機会が増えました。これはいい傾向。
大体共通しているのは「その場から動かない」「間に人を介さない」って事でしょうか。お店で店員に話しかけられたりとかって最強うざいし。煩わしいのが大嫌いな僕にとってはいい時代になったなあという感じです。もういっそのことトイレとかもネットで済ませたいですね。トイレ行くの面倒くさい。というかこの「ほおむぺえじ」ってやつがトイレなわけですが。排泄物読ませてごめんなさい。
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