■ HDDナビをつけました
参考リンク。10/23にさらに追記しました。
一通りカーナビをいじってみたのでインプレッション書きます。こういうのって、毎日来てくれている読者さんには何の役にも立たないし、いっぺん読んだら二度と読まれない性質の文章なんですけど、検索経由で来る人にとっては時間がたっても有用なリソースだったりするんですよね。Pioneer carrozzeriaのHDDサイバーナビ『AVIC-H9』を買おうかどうか迷って、Googleに望みを託した貴方にだけお届けします。
まずメーカーのカタログやナビ男くんの特集記事からわかる範囲での特徴から。
- AVIC-V7と組み合わせるのがベストチョイス
- CDは片っ端からHDDにコピー(約150枚分)されるし、さらに携帯を接続しておけばCDDBからアルバムのタイトル情報も取り込んでくれるので、MD付のAVIC-V7MDの出番ははっきり言ってないです。レンタルCDを家でMDにコピって車で聴くというスタイルはもう全く無意味。元々膨大なMDコレクションがあってどうしてもそれを有効利用したいという人だけAVIC-V7MDにすればいいと思います。また、あんまりいないと思いますが「インダッシュが嫌い」という理由でフリーモニタと組み合わせるのもいただけません。カロッツェリアHDDサイバーナビを選ぶ理由は一も二も無くナビとオーディオビジュアルの融合にあるわけで、フリーモニタと組み合わせるならもっとナビ性能が高いパナソニックやアルパインを選んだ方がいいと思います。あと当然ながらビーコンユニット(ND-B5)は必須。
- ナビ性能は3番手
- 以前使っていたカロッツェリア製DVDナビから比べたら格段にルートの質はあがっているので僕自身はほとんど気にならないんですが、それでもやはり「なぜこっちの道を案内しないかなあ。絶対こっちの方が効率いいのに」とか、「あああ。そっちに案内するのは完全にアウト」とか思うことはあります(そう思うということは道を知ってるわけですから特に困るわけではないんですが)。使った事はありませんが、実際パナソニック機を積んでる人の車に乗せてもらったことがあり、ナビの基本性能であるルートの質に関してはやっぱり若干分が悪いと思いました。ただ、測位精度とか地図精度に関しては文句ナシです。あとは技術の問題ではなく法規制(?)の問題で、細街路をガンガン覚えてそれを取り入れたルートを作れるようになれば随分違うと思うんですけど。これは期待薄です。裏ROMとか欲しいですね。
- アンテナはフィルムに限る
- リアに設置するダイバーシティアンテナは邪魔であるだけでなく、TVの映りにおいてもフィルムに勝てないみたいです。僕はフロントガラスの上の方にフィルムアンテナを貼りました。車体静止時のTVの画質は桁違いによくなりました。
- ドライブプランナーは使える
- 「旅行は大好きだけど予定を立てるのは死ぬほど嫌い」という人、「隣に乗せる女性はいつも違うけど行く場所はいつも同じ」という人、「やっと彼女が出来たけどひきこもりだったのでどこに行ったらいいのかわからない(いねえよそんな奴)」という人に良さげです。というかこの機能を話のタネにしてドライブに誘うとかいう手もありなわけで、なんていうか、世の中変わりましたよね 笑。
- ポイントパーティー機能を使いたい
- もしも友人で同じAVIC-H9を買った人がいたとしたら、お互いの位置を携帯電話を通してGPSの地図上で確認しあいながらドライブを楽しむことが出来ます。待ち合わせとか一切必要なし。大昔携帯電話が普及していなかった頃、トランシーバー(!)で連絡を取り合いながら複数の車でダンゴムシみたいにくっついてドライブしていた時代が嘘のようです。現実問題、同じカーナビを買ってくれる友人が果たしているのかって話ですけど。
続き
次は実際に使ってみて初めてわかったこと。
- DVD+RはOK!
- 僕が密かに一番気にしていた部分です。実はうちにある民生DVDプレイヤー(Panasonic製)は初期型のためか、DVD+Rが読み込めなかったんですが、AVIC-H9は難なく読み込めました。もちろん、メディア(特に8倍速対応メディアは怪しい)やライティングソフトや焼く時に使ったDVDドライブなどの相性によっては読めないこともあるかもしれませんし、DVD-Videoの規格で作成しないと読めないわけですけど。とにかく僕が自作した+RメディアのDVD-Videoに関してはきちんと読めたので万々歳です。当然のことながら、アンテナと無縁のDVD再生は走行中もチラつきなしの美しい映像を楽しめます。高速道路走行中は助手席の彼女(だけ)が映画を楽しむ事ができるでしょう。
- FOMAが!!
- ジ・エンドです。接続ケーブルがFOMAに対応してません(形がまるっきり違うので挿し込めません)。PDCじゃないとダメです。メーカーの公式アナウンスにおいてもFOMAに関する記述はゼロ。この先どう対応していくかも不透明。これからFOMAを買おうとしている人で、尚且つカーナビを買おうと思っている人はデュアルネットワークにしてPDC機も手元においておかないとものすごい後悔することになりますので要注意。CDDBでCDアルバムのタイトル情報を手に入れたり、ハンズフリーで車内通話したりと、携帯とナビの連動はもはや必須です。一回ナビを設置してしまうとケーブルの付け替えなどは至難の業となるため、変換ケーブルを一刻も早く提供してもらいたいものです。
- 音声認識がかなりよくなってる
- DVD時代と比べて、「そんな言葉言ってないよ〜」というのが少なくなりました。慣れればリモコンなしでほとんどの操作ができるようになると思います。
- オービス情報のROMはインストールが数秒(!)
- 全国586箇所のオービスポイントとネズミ捕り目撃情報を収録したオプションのCD-ROMは、1回本体に挿入したら後は用無しです。インストールは数秒で済むため、恐らく数MBの情報量しかCDに入っていないと思います。確かに便利と言えば便利かもしれませんが、これに5000円も出すのは正直バカかと。書籍にしたらせいぜい1000円の価値だと思います。
いろいろ文句も言ってますが、1日の大半を車の中で過ごす僕にとっては大満足の買い物でした。家で録画したドラマをDVDに焼いて、仕事中(!)に見たりとかも出来るようになったわけで、一昔前の「車の中ではラジオ」という時代からは想像もできなかった、快適なドライブが楽しめるようになったのです。まだカーナビ持ってない人は悪い事言わないから手に入れたほうがいいですよ。
追記。Pioneer内部情報が寄せられました 笑。オービスROMに関してなのですが、オービス情報は既にHDD内部に書き込まれており、CD-ROMは封印されているその情報を解禁するための鍵でしかない
そうです。確かに言われてみれば、オービスROMをまだインストールしていない状態にも関わらず、設定画面にはオービス関係の項目がグレイアウトした(選択できない)状態で表示されていました。インストール後はこのグレイアウトが解け、選択できるようになります。あのCD-ROMは空っぽだったんですね……。なんていうか、ますますオービスROMに5000円も払うのがバカらしくなる話です。WindowsXP HomeEditionというOSがありますけど、これも実はProfessionalと全く同じ内容のROMに機能制限をかけているだけなんですよね。こういうやり方は内実を知ってしまうと、わけもなく騙された気分になるのでメーカー各位はもう少し考えるように。