
お好み焼き屋に行くと隣のテーブルで飲み食いしてる女の子数人のグループの焼き方が気になって仕方ない。小うるさい店だと「あーダメダメ」とか言って主権を侵害して「焼き」に介入してくるのだけど、それを一切しないお店も最近は多くて(うるさいとやっぱり嫌がられるからね)、野放図に焼いてる子が大発生してるのだった。あーいいとも。好きなように食うのが一番さ。でも無茶な焼き方しといて「なんかあんまり美味しくないね」とか小声で言ってるのを聞くとがっくり。この前なんか、もんじゃ焼きにソース全く入れないで焼いてる子が「なんかもんじゃって味しないね」とか言ってんの。見てらんない。もうね、アボガド。バカ加藤。
「今しかできないじゃん」とか聞き飽きた決まり文句を発して、アナーキーな行動に走りがちな10代女子のために僕が焼き方を教えるから。黙って説教聞きなさい。
ポイントは中に空気が入った状態でふんわり焼くこと。厚みが足りなかったり、ぎゅうぎゅう押し潰すとふんわり焼けない。また、亜流ではお好み焼きの淵だけをへらで潰して、空気が逃げないようにする焼き方もある。
土手ははっきり言ってどうでもいい。どういうやり方をしてももんじゃは必ずジェル状になる。ジェル状になるより早く焦げ付くようなら火が強すぎる。ポイントは、ジェル状のもんじゃがほどよく焦げていくように火加減を調整すること。上手い具合に焦げ始めたジェル状もんじゃを、グリグリかきまわしてしまうと小べらで取りにくくなるので、薄く延ばした状態は維持しつづける。うすーく焦げ始めた部分は小べらにべとべと張り付くので、それを利用して上から押し付けるように小べらでこそげ取るのだ。小べらで下から掬いあげるように食うのは格好悪い。あと小べらを使わずに皿に取り分けてしまう行為は無粋すぎ。
僕は超猫舌なので皿に取り分けちゃう無粋野郎なわけですが。
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