冷麺のトップに戻る

2004年01月11日

初級アクアリスト養成講座

「ふっ。つーかおまえどこ中?」「ああん? おまえ誰に向かって口きいてんかわかってんのかコラ」「いいからどこ中だよ」「熱二中だよ」。というわけで熱帯魚第二中学卒業生テラヤマアニっス。先輩、いい服着てんじゃん、くっちゃくっちゃ(ガム)。今日は突然ですけど、これから熱帯魚をやろうと思ってるよいこのみんなに一流の熱帯魚ぁーになるためのはじめの一歩を伝授しようと思うのです。すげー細かく。あ、熱帯魚飼うとか言っちゃダメっスよ。熱帯魚はやってください。そして格好つけて「アクアリスト」とか自称するのも10年早いっス。ディスカスを1枚2枚と数えるのも100年早いっス。

心構えその一。何はともあれ謙虚さが大事です。本来であれば暖かい国でのびのびと暮らしているはずだったお魚さんたちを、己の欲望にまかせて囲っているという気持ちを忘れないで下さい。縁あってあなたに飼われることとなったお魚さんたちに、少しでも快適に過ごしてもらおうという努力が必要です。飼ってるなんて思っちゃいけません。長い時間をかけて殺してしまってるんだくらいの気持ちで、誠心誠意快適な環境作りをやってください。

心構えその二。テーマを決めてください。熱帯魚屋さんで目についた珍しい魚を衝動買いというのももちろんとっかかりとしてはアリですけど、その魚がベストに暮らせる環境作りのためには自ずとテーマが決まってきます。どうせだったら最初に決め打ちしてください。買ってから慌てて勉強してもなかなか追いつきません。まずは熱帯魚本を買って、どの地域の魚にするのか決めるのがいいでしょう。初心者にオススメなのはやはり南米の小型魚です。南米アマゾン川をとことん再現するというテーマでやってみるといいでしょう。ちなみにアマゾンの魚とアフリカの湖の魚を同じ水槽でやろうというのは不可能です。ギリギリ可能ですけど魚が可哀相です。また、初心者はいきなり海水魚に手を出すのはやめておきましょう。難しいです。挫折します。熱帯魚というと海水魚を思い浮かべる初心者が多いですが、王道はアマゾンです。

心構えその三。必要な機材を揃えてください。水槽やフィルター、ヒーター、底砂、各種水質調整剤などを先に買っておきます。いきなり魚から買わないでください。死にます。ここで最も重要なのはフィルター(濾過装置)です。熱帯魚道は濾過に始まり濾過に終わるということを肝に銘じてください。初心者が最も扱いやすい60cm水槽(価格もこなれてます)を買うにしても、フィルターに金を惜しんではいけません。あまりバカでかいモノを買うと水流の問題(急すぎて魚に負担がかかる)が出ますから、60cm用より1サイズ上の外部フィルター(エーハイム社製がスタンダード且つレコメンド)を奮発してみください。初心者がショップの人にススメられがちな上部フィルターとは格段の差がつきます。

心構えその三。水を作ってください。魚を買う前にまずは水を作っておく事が重要です。水道水の塩素を抜いておけばいいってもんじゃありません。魚のいない空っぽの水槽に水を入れて1週間はフィルターを回しておきます。最近は小川なんてどこにもないのでわからないかもしれませんが、小川の清流の匂いがするようになったらOKです。この独特の匂いは濾過材にバクテリアが棲息しはじめたことを意味しています。バクテリアがいないと魚の糞から生まれる有害物質が分解されず、水質汚染が進んでしまうのです。フィルターは単にゴミを濾し取る物理的濾過装置なのではなく、バクテリアの巨大マンションたる生物的濾過装置なのだということをよく覚えておいてください。

心構えその四。随分長いことかかりましたけど、ここでやっと魚を買うことになります。いっぺんに水槽を満たすような大量買いはやめて、1種の魚を数匹単位で買うといいでしょう(相性の問題もありますし)。水槽は殺風景になりますけど、後から環境に合う魚を追加していくのは楽しいものです。一緒にたくさんの水草も買ってください。殺風景な水槽が水草だけで華やかになることに気付くはずです。アクアリストのうち何割かの人は魚から水草に興味がシフトして水草専門になります。それくらい奥が深いってことですね。買ってきた魚はいきなり水槽にドボンと入れずに、ビニール袋ごと水槽に浮かべて温度を合わせてください。魚が貴方の水槽に入ったとき、「やっと熱帯魚屋よりマシな環境に入れてもらえた」と喜んでくれれば貴方はアクアリストへの第一歩を踏み出したことになります。

水換えやフィルター掃除、餌やり、PH調整、硬度調整、二酸化炭素添加、などなどやることは鬼のようにありますがとりあえず今日はここまで。



Amazon.co.jpアソシエイト

楽天

MENU

冷麺最新5件の記事

冷麺最新3ヶ月


Amazonトップセラー