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2004年06月21日

ハワイ旅行記 4

ロイヤルハワイアンの真っピンクな食卓

前回までの『24』。やっと時差ボケが抜けきったと思ったら、新たな身体的苦痛が襲ってきて、この日から顔が超不機嫌に(傍目からは)見えるようになっていたはずだ。親知らず周辺の歯茎が炎症を起こして腫れあがり、メシを食う時に当たって痛いのだ。メシを食っていないときもジンジンと痛む。痛み止めの薬もほとんど効果がない。そして昨日海に入ったのが祟ったか、持病の中耳炎が悪化して耳から出血し始めた。……僕は恐がり管理人テラヤマアニ。今日は冷麺で一番長い日記となるだろう。 I'm Kowagari Agent Ani Terayama. Today is the longest diary of my Reimen.

The following takes place between 8:00 a.m. and 11:00 p.m., on the day of the honeymoon. Events occur in real time.

07:59:57 ピッピッ 07:59:58 ピッピッ 07:59:59 ピッピッ 08:00:00

4日目(6月9日)

上からワイキキ水族館外観、珊瑚と魚の水槽、レシーバー

8:00 起床。隣にそびえる真っピンクのホテル、ロイヤルハワイアンで朝食をとる。朝食クーポンはいくつかのホテルと提携していて、提携先のどこでも好きなところで食えるのだった。どこのホテルもバイキング形式なのだが、ここロイヤルハワイアンではトッピングを選んで目の前でオムレツを焼いてもらえる。また、いろんなフルーツをやはり目の前でミキサーにかけて生ジュースを作ってくれる。調子に乗って生ジュースを飲みまくったらてきめんに腹に来た。次々と襲い掛かる試練。

11:00 トイレでひとしきり唸った後、レンタカー屋に行った。今日はやっと両親の和食攻撃から解放される日でもある。僕と相方はレンタカーを借りてドライブへ、僕の両親はゴルフへ、残りの人たちは「イルカを見ようツアー」へと、各自バラバラの行動なのだ。

ホノルルで最も賑わっているカラカウア通りには、Hertz と Badget という2軒のレンタカー屋が隣あって営業している。僕の勘が「Badget にしろ」と言うので、そちらに決めた。後で聞いたところによると、以前ハワイに来た相方は Hertz で借りたのだそうだが、比べてみると Budget の方がサービスが良かったとのこと。僕の勘は正しい。

せっかくなのでオープンカーにしようと思ったのだが生憎全部出払っていた。ちょっと大き目のセダンを借りることにする。右側通行がおっかないので運転は相方に任せることに。

12:00 カラカウア通りのはずれにあるワイキキ水族館に行った。飛びぬけて珍しい魚がいるわけでも、バカでかい水槽があるわけでもないのだが、土地土地の水族館に必ず立ち寄る僕の目には、ここの水族館は非常にレベルが高いと思われた。ちょうど今年100周年で、本土も含めてアメリカで3番目に歴史の古い水族館なのだそうだ。来館者に海の生物への興味を持ってもらおうという心くばりがそこかしこに現れていた。恐らくスタッフの意識も相当高い。一番関心したのはエントランスで配られる携帯型のレシーバー(?)で、水槽に表示されている番号を押すと、その中にいる生物の説明が各国語で流れるようになっている。これは日本でも導入してほしいサービスだなと思った。売店で熱帯魚のマグネット(よく冷蔵庫にくっつけるやつ。所帯じみてる……)を3つ購入。

13:30 時間がないのでさくっとワイキキ水族館を後にし、ハナウマベイ(ハナウマ湾)に向かう。

上からハナウマ湾遠景、シュノーケルアニ、マングース

ハナウマベイは2004年の全米ベストビーチ(Dr.ステファンさん個人が選ぶこのベストビーチはアメリカの観光業界にも大きな影響を及ぼすランキングになっている)にも選ばれた素晴らしい海洋公園で、湾全体が生物保護区となっている。毎週火曜日が終日立ち入り禁止で、それ以外の日も300台の駐車場が満車になると(午前中にはほとんど満車になる)封鎖されて、それ以上人は入れないようになる。僕らが午後に入場出来たのはラッキーだった。また、入場前には「海の生物に決して触らないこと。餌を与えないこと」という10分程度のビデオを見せられる(餌付けした場合、$1000以下の罰金若しくは30日以内の実刑という厳しい法律が1999年に作られた)。このように厳しく管理されているからこそ、美しい自然が保たれているのだ。

ここではシュノーケルセットをレンタルできる。僕はシュノーケリングは初めてで、実を言うとかなりビビっていたのだが(シュノーケルから水が逆流するのではないかと思ってた 笑)、レンタルできるシュノーケルセットにはちゃんと逆流防止の弁がついていて、パイプが完全に水没するくらい潜っても水を飲み込む心配はないのだった。

駐車場が$1、入場料が$5、シュノーケルセットのレンタル料が$6、合わせてたったの$12で、今まで見たこともない幻想的な世界を体験できる。オアフ島に行ったら、ここは絶対にはずせない場所だと思った。(参考サイト 『ハナウマ湾ドットコム』)

関係ないが、ハナウマ湾周辺の陸地にはイタチみたいな動物がたくさんいて、観光客が食べてるスナック菓子などを絶えず狙っていた。後でわかったことだがこれがかの有名なマングースである。偶然にも日本からハブを持ってきていたので闘わせてみた。瞬殺。

15:00 一日中でもハナウマベイでシュノーケリングしていたかったのだが、相方が「このままじゃいけない気がする。このままじゃ、あたしたちダメになる」などと錯乱しはじめたので、地図と格闘し次なる目的地カイルアビーチに向かう。

別世界カイルアビーチ

カイルアビーチはものすごい空っ風が吹く場所で、カイトを利用した水上スキーや、ウィンドサーフィン、カヤックなどのマリンスポーツが盛んなビーチだった。ワイキキより段違いに白く美しい砂浜から、よく手入れされた芝生の丘陵が地続きになっていて、芝生に犬を放して遊んでいる人などもいる。周辺は高級住宅街で、ビーチで遊んでいる人もほとんどが近隣に住む人たちらしい。日本人は僕ら以外に見当たらない。次に来る時はワイキキの喧騒を離れて、ここでのんびり過ごしたいなと思わせる素晴らしいビーチだった(1998年には前述の全米ベストビーチにもなっている)。

17:30 しばし別世界を堪能した後、ホテルに戻ることにした。帰り道で一方通行に悩まされ、なかなかワイキキに辿りつけない。イライラしてきたので車から降り、通行人に片っ端から低空ドロップキックをお見舞いしてやった。ジンガイどもが蜘蛛の子を散らすように逃げ惑う。

18:45 イルカツアーを終えてホテルで待っていた僕の妹をピックアップして再びアラモアナSCに向かう。ハワイ2日目に購入した相方のサンダルを取りに行くためだ。先日はとても親切に接客してくれたにも関わらず、「なんとかゴールドマン」という名の白人のボンクラはすっかり僕らのことを忘れていて、「え?何のこと?」的なすっとぼけた対応をしてきたので、身の程を思い知らせてやるため投げっぱなしジャーマンで葬り去り、逆さに床に植えて靴売り場の素敵なオブジェにしてやった。ナメルナヨ! 名刺クダサイ!

ババガンプでもらったビールグラス

19:20 映画『フォレストガンプ』のテーマレストラン『ババ・ガンプ』というエビ料理の店で食事。もうこのあたりから歯痛が限界でイライラが頂点に達している。料理はハワイっぽさ満開の大味なバーベキューテイストで、エビとエビとエビとエビがこれでもか、と出てきた。軽く平らげたあと、水を持ってくるように店員に頼んだのだが、全然持ってくる気配がない。よく見ると早あがりした他の店員と共に客席に座り、コーラを飲みながらくっちゃべってやがる。とりあえず日本式に正座させて説教したのち、マウントからのパウンドで失神させておいた。すると、日本男児のワイルドバウトに恐れをなしたのか、店員が「スーベニア。スーベニア」と言って、ババガンプのロゴ入りビールグラスを2つ、僕たちに持ってきた。買えば1つ $8 はするというシロモノらしい。しかし僕は矛先を収めず、「てめえ、モノを与えればおとなしくなるとでも思ったか!」と罵声を浴びせ、でももったいないのでビールグラスはちゃんと頂いておくことにした。大人なので。

21:00 ワイキキに戻り、『ハワイアンキルトコレクション』という店でクッションカバーを2つ購入。僕はハワイアンキルトのデザインと色をいたく気に入ったのだが、免税店に大量に置いてあるハワイアンキルトは実はフィリピン製であることに気付いた。買うなら『ハワイアンキルトコレクション』という店だ。ちなみにここのハワイアンキルトはベッドカバーなら軽く$1000オーバーはする。

22:00 相方の両親の部屋で再び宴会。しかしもう歯痛が限界で話す気力が全くない。義父義母には不機嫌な顔を見せてしまい、悪いことをしてしまった。ごめんなさい。

23:00 就寝。

つづく。



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