

なんか着いたみたい。1時間しか時差がないのでハワイよりは楽でしたけど、それでも窮屈な中での7時間のフライトはやっぱりすげえ苦痛で、足がパンパンにむくんで生後10ヶ月の赤ん坊みたいな状態になりました。通常はこれからバスに乗ってちょっとした観光に行くことになるんですが、深夜1時出発、朝7時到着という強行軍のため、アーリーチェックインという、着いてすぐにホテルを利用できるようになるオプションを指定しておきました。なので、空港に着くと自分らだけ別行動となり、すぐにHISのガイドのケスラさん(名前うろ覚え。鼻毛ボーボー(バリの男性は全員例外なく鼻毛ボーボーです))が迎えに来てくれました。ここからタクシーでホテル直行です。
バリに着いての第一印象は、「建物朽ち過ぎ」。建ててるんだか壊してるんだかわからないような微妙な建物がそこかしこにあって、一応完成してるっぽい建物もよく見ると微妙に歪んでたりして、新築なのに築40年くらいに見えるようにするのが掟なのかと思いました。道路わきには建築廃材がほったらかしになっていて、「ええと、せ、戦後?」みたいな感じです。あ、書き忘れてましたが、今回は写真をクリックするともう少し大きい画像が見られるようにしてあります。
宿泊地のヌサドゥアに近づくと急に道が良くなります。ここらへんは高級リゾート地という位置づけで、大きな門が現地人と観光客を隔てており、ちょっと行くとさらに検問があって、セキュリティには相当気を使ってる感じです。覚えてる方も多いかと思いますが、2002年にクタ地区で爆弾テロがあった影響です。

ここで両替の話に戻るんですけど、いろんなバリガイド本を読んでると「街のあちこちにある両替所には気をつけろ! 油断してるとちょろまかされるぞ! 背後に回り込んで↓→Bボタンでやっつけろ!(ファミ通文体)」と必ず書いてあって、それにビビって羽田で全部両替してしまったんですけど、これがまたしても超大失敗。知ってる人が聞いたら絶対「バカじゃん?」って言われる。現地でも最もレートが悪いと言われるホテル内の両替所(その代わりちょろまかされる心配もない)ですら1Rp. =0.0091円で、9万円両替したら約1000万Rp. になってたってことですよ。羽田で両替したから720万Rp. しか持ってない! 200万Rp. 以上損してる! 現地の普通の飲食店でナシゴレン1杯食べたら2万Rp. ちょいくらいだから、ナシゴレン100杯分くらい損した(貧乏人の考え方)! バカ! 「わーい、すげえ札束ー」とかアホ面さげて喜んでる場合じゃなかった! やはり世の中情報です。情報を持たないものは食い物にされ、とことん搾取される仕組みなのです。皆さんはこれを他山の石とし、羽田ではビザ代の10ドルだけ両替しておいて、あとは全部現地でルピアに両替してください……。街なかの怪しい両替所じゃなければ絶対その方がお得です。……
ホテルに着いた後はプライベートビーチらへんを散策したのですが、どうもこのヌサドゥア地区というのは隔離された場所で、「ザ・バリ!」という感じがほとんどありません。猥雑なアジアの雰囲気を楽しみたい中〜上級者にとっては無菌室みたいで物足りなく、しかし治安に不安を抱く初心者ツーリストにとっては安心して滞在できる場所、といった感じでした。初めて行くならここ(あるいはジンバラン)がいいかもしんないです。

泊まったのはウェスティンリゾート ヌサドゥア バリというホテルで、5つ星だけどフォーシーズンズほどにはバカ高くはないという感じのところ。部屋に入るとウェルカムフルーツが届けられ、ここでちょっと大げさな言い方をすれば、運命的な出会いがありました。
サラック!! おお、このフルーツをなんと形容していいものか。皮が蛇のウロコみたいで気持ち悪くて、別名スネークフルーツっていうらしいんですけど、冴えない茶色の皮を剥くとにんにくみたいな見た目の実が3個ほど出てきまして、まあ詳しくは写真見ろや(高田統括本部長)。一番近いのはビワかもしれません。だって種がそっくり(真ん中にごろっと1粒)。果肉の表面はにんにくそっくりで非常にスムースで、まるで陶器のようです。かじると思った以上に硬くて「ボリッ」という豪快な音がします。汁気は非常に少なく、シャリシャリとリンゴに似た食感。繊維質が多くて口の中に残るんですが、サトウキビみたいに吐き出すほどではなくて、まあ飲み下せるレベル。そして味がイイ! リンゴとナシとビワを足したような酸味がまさってる甘さで、ジュースにしたら抜群に美味そうです(ほとんど繊維質なのでジュースには不向きっぽいですけど)。
そんでいきなりここで俺の「フルーツって何?」ってことやねんけど、まずはぁ〜、皮が簡単に剥けてぇ〜、種がうざくなくてぇ〜……、ほどよい酸味と甘さに決まっとるやろ!! はよもってこんかい! ほんま腹立つわー。そうそうそうこれな、これ着てな、これ持ってな、どんどっどっど どんどっどっど(Mr.BATER)。 という三大条件を満たすばかりか、ナイフを使わなくても簡単に指で皮が剥けるのと、汁気が少ないので手がベタベタしない(ゆえに携帯に便利)という特典つき。俺の理想のフルーツ像を見事に満たすパーフェクトなキングオブフルーツですよこれは。「やっと会えたね……」、ですよ。皆さんも輸入フルーツを扱ってる店で見かけたらぜひ食ってもらいたい。見た目が著しく地味ですけど、是非、食ってもらいたい。おじちゃんからのお願いです。自分は旅行中、少なく見積もっても15個は食いました。本当はお土産でこっそり20個くらい持って帰ろうと思ってたんですが(ホテルの朝食バイキングにごっそり置いてあるので食べ放題。毎日数個をバッグに入れて持ち歩いて食ってました)、検疫で引っかかると面倒なので泣く泣くあきらめたくらいです。
あと他に食べたウェルカムフルーツもおまけ写真に出しときますね。この他には、別の日にブリンビン(別名スターフルーツ)とサウォというフルーツを食べました。ブリンビンは期待してたんだけど大したことなくて、サウォは甘柿みたいで酸味がなくてどちらも好みじゃなかったです。サラック! サラックがNo.1です!
長くなったので前後半に分けます。
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